まとめサイトの「猿夢」見てるうちに思い出した。
子供の頃、「明るい猿夢」とでもいうか、「猿夢撃退(?)」的な夢を見たことがある。
前後の経緯は忘れたが、夢の中で自分は大勢の人が並ぶ列に並んでいた。
手にはなにか罪状の書かれた紙を持っていて、
その罪のためにもうじき処刑されるのだということを漠然と理解していた。
しかし、その罪状というのは殺されるほどではないような、
たとえば「寝坊で遅刻した」レベルの罪ばかりだと言うこともなんとなく知っていた。
つまり、列に並ぶ人々はほとんどいいがかりのような罪で殺されていくのだ。
列に並んだ人間たちは、前のほうから順番に殺されていく。
まだ遠くてよく見えなかったが、電動のこぎりみたいなものでどんどん首をはねられているようだった。
やがて自分の番が来てしまう、どうしようと恐怖に震えていたら、目が覚めた。
なんだ、夢だったのか、よかった。と思うと同時に、なぜか「しめた!」と思った。
そのまま急いで再び寝に入る自分。
眠りに落ちながら、(同じ夢に入れますように!同じ夢に戻れますように!)と繰り返し念じた。
すると首尾よくさっきと同じ夢に戻れた。
列は相変わらず続いていて、前のほうでは人が殺されている。
自分は前のほうへ走っていき、血しぶきが飛び散ってる処刑現場で言った。
「この列の人々の処刑、ここから自分が代わりに引き受けます!」
だって夢なんだもん、首を切られたって平気!という発想だった。
それはなぜか了承され、自分のところに続々と集まる罪状の書かれた紙。
いざ電動のこぎりで首を切られる時はちょっとドキドキしたが、やはり夢は夢。
首ちょんぱされても思惑通り、生きていた。
そこからは切り離された首をほいっとつけ直してはまた切られ、切られてはまたほいっとつけ直し。
ほいほいほいほいほいっ……とかやってるうちに目が覚めた。
以上。
「猿夢」とはだいぶ違うし、まあただの夢なんだろうが
あえてオカ板的に解釈すると「絶対死なない!夢なんだから!」という満々の自信が、
結果的に自分を救った……なんてこともあるのかもしれないと、ちょっぴり思う。