169: B 2013/09/26(木) 01:06:13.92 ID:DEHR4wY1I
さほど怖くねぇけど
ちなみに、高校生の書く文なので読みづらいところや
至らない点が多いと思いますがご了承を
アレは今年の六月の初めかな?
友達三人
仮にI,S,Kとする
Iと俺は元中で別の高校
Sは同じ高校の友達
KはIの後輩
まぁその辺はどうでもいいんだけど
そいつらと神奈川の七沢にホタルをみにいったんだ
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?315
ズンダバってとこでラーメン食うだけになっちまったんだよ
それではツマラネェと思ったオレはみんなに「山神トンネル」に行こう
って提案したんだ
山神トンネルってのは七沢に心霊スポットのこと
でも、そこでSとKはビビって「帰る」って言い出した
まぁ、強制するのもなんだからオレはそいつらは帰してIと二人でいく事にした
んで、実は最初っからいく気まんまんなオレはで準備して持ってきてた仏像を念のためにI渡しておいた
ちなみに
オレの装備
銀の十字架、メリケン、木刀 小(Iの物)、ライト(iPhone)、充電器
Iの装備
仏像(オレの物)、木刀 大、iPod
続く
そして、iPhoneのGPSもあるし「迷ってもよゆーっしょw」って感じで9時頃から自転車で
山神トンネルにむかったんだ
その道中で色々山神トンネルについての噂を話したんだ
「女の人が公衆トイレで強姦され殺された」
「作業着姿の男の霊が現れる」などなど
「その作業着姿の男、実は阿部さんじゃね?」
「アッーーーーー」や
「もし、山の神様にあったらなに願う?」
「無事に家に帰れるように願う」
なんてやり取りしたのもいい思い出だ
そんなこんなしてたら辺りが真っ暗になっていた
でも意外と先は見えるもんでスイスイ進んでいった
でも、一行につくきがしないんだ
地図ではかなり近くに感じたのに
しかも時間的には本厚木の駅から七沢に来たのと同じかそれ以上である
Iは少し飽きてきて「帰る?」的な雰囲気をかもし出してたけど
諦めるのも癪だから「あと十分」ってのを何度も繰り返して進んでいった
そんなこんなしてたらとうとう電波が来ないような山奥まできてしまった
で、最初っからなんだけどオレだけ妙に体が重くて息苦しかったんだ
それをIに言ったら「坂もあるし自転車は押して行こう」って事になった
その頃にはさらに暗くなり
オレらも流石にすこしビビってきたのでBGMを流す事にした
「空の境界」のハァーイヤーエェーみたいなやつ
で、それがさらに恐怖に拍車をかけるんだ
「もっと明るいのにする?」ってIが聞いてきたが
オレは「こっちの方が気分出るだろw?」ってすこし強がってそのまま進むことにした
続く
川を渡ったあたりかな
坂が急に急斜になったので自転車はそこにおいて置くことにした
そこから徒歩で歩いていると
「一般車通行禁止」
っていうすごく落書きされた看板を見つけた
「あぁもうすぐだ!」
オレはテンションが上がりそこからすこし早足で山神トンネルに向かって行った
すると次にまた看板を発見した
それは山神トンネル付近の地図だった
そしてそれが立っている場所にはだだぴっろい空間に仮設トイレ三個ほどおいてあった
オレらは
「多分ここが女の人が殺されたところだ」
っと勝手に決めつけて足を進めた
するとすぐに山神トンネルが姿を表した
ここについた頃には体の重さも嘘だったかのようになくなっていた
オレは軽く写真をとって
「よっし!いくぞ!!」
iPhoneのムービーを回して先に山神トンネルに入りそのあとをIがついてきた
トンネルの中は真っ暗で数メートル先すら見えなかった
それと涼しくて少し落書きされた壁が湿っていた
そんな落書きを見ながら
「てらDQNw」
「オレらも人のこといえねぇしw」とか言いながら進んで行った
そんなこんなしてたらトンネルを抜けて向こう側についた
長かったような短かったようなそんな奇妙な感じがした
続く
ムービーを止めてこちら側も写真をとり「今度は写真を取りながら帰るか」
そう言いトンネルに足を踏み入れた瞬間
ぴちゃ、ぴちゃぴちゃ
っと水滴が落ちる音がきこえた
トンネルだから反響してビビったけど
元々壁が濡れてたし水滴でも落ちただけだろ
自分にそういいかせて少し進んでいくと、水音にまざり
ザザッザザザザッ
何かが地面をするかのような音
そして
女の笑い声がこだました
続く
オレはすぐさまファイティングポーズをとり
Iは脱兎のごとく逃げ出した
数秒で10メートルは走ってたね
こういうのってすごく性格がでるよね
「おい!ちょ!!おまえ!!!」
流石にオレも一人でトンネルに残されるのは怖かったので
あとを追う
その時、後ろを振り返ると遠くに人の影が見えた
二人して絶叫しながらトンネルを抜けすぐにムービーに切り替えて今の現状を残すことにした
残念なことに水音しか入らなかったけど
それで、オレらはそこで少し議論をした
アレはなんなのか?幻聴ではないか?
実際二人で聞いたし幻聴ではない
そして、オレは逃げる時に見た人影を思い出し
「オレらと同じでここにスポット巡りしにきた人達じゃね?」
その時は本当に頭が回っておらず二人で
「それだ!」
ってことにしてトンネルに戻り抜けることにした
生憎、その道中にはなにもなかった
まだ続く
11時頃だろう
トンネルを抜けると今度は別の集団が現れた
10人ほどだったかな?
男だけの集団で「これから山神トンネルにいくんですか?」
オレが話しかけると
「そうだよ」っと気さくに答えてくれた
そしてオレらの格好をみて「どうしたの?」
なんせオレらは十字架にメリケンに木刀というよくわからない物をもっていたからな
その反応は当たり前だろう
「いやぁ~こわくて護身用に」
「あ~そんなんだ」「そうだ!もう一度オレらといかない?」
なにを思ったのかオレらに再度あのトンネルにいこう
と誘ってきたのだ
オレらは「別にいいですよ」っとこたえて同伴することにした
そこで稲川淳二の親戚と言う人物がいたり
「大学生で思い出作りできた」とか「え?高校生なの!?」など
「下にあった自転車は君たちのか!!よく来れたね!!!」
などそんな感じで会話を楽しんでいるた
そこでIは気づいてしまった
オレらに結論付けた事のおかしな点に
「あの~ここに来る途中で女性のグループにあいませんでしたか?」
その言葉をきいた瞬間にオレはIが言わんとしてる事に気がついてしまった
「いや?みてないよ」
オレらはそれを聴いた瞬間に鳥肌がたった
もうすこし続く
オレは確かにあのトンネルで女の笑い声をきいた
それをオレらと同じ巡回者だとするなら途中でオレらと鉢合わせにならなければおかしい
もし途中で引き返したなら、この男性のグループに会わなければおかしい
でも、この人達は女性などあっていないと言った
それにオレは遠くに人影をみた
数メートル先すら見るのが怪しいトンネルの中で?
じゃぁ、あの声は一体……?
オレらは男性グループと共にトンネルを往復して帰路についた
その帰り道でオレらは一つの結論をこじつけた
アレは山の神様である
オレは「無事に家に帰れるよう」願ったか帰れたのでは?
じゃぁ、他の事をねがってたら?
その帰り道は行きとは違いそんなに時間も掛からずに家に帰れた
そして帰った二人、そして来なかった奴にLINEでその時起きたことを話した
反応はまちまちで
「帰って良かった~」とか「うそだろw」とか
そんなこんなしているとIが「山神トンネル 女 声」で、調べてみろというので
調べてみた
それで知ったんだけど
山神トンネルでは度々女性の声が聞かれているらしい
終わり