昔あった事を簡単に話してみる。
前置きが長いがちょっと聞いてくれると嬉しい。
始めに言っておくが俺は正気だし、脳の病気を抱えてたりはしない。
前置きが長いがちょっと聞いてくれると嬉しい。
始めに言っておくが俺は正気だし、脳の病気を抱えてたりはしない。
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?251
丁度今頃の時期。
何か連絡しなきゃいけない事が有って、出先から電話をかけようとしたら、
携帯が無かったんだ
仕方無いから電話ボックス探して、十円玉を入れ、電話。
電話が終わって電話ボックスから出ようとしたら、黒いパーカー着て、
フード被った人が出入口の前に立ってた。
電話待ちかと思って
「あ、すいません」
って小さく言って電話ボックスから出て、さっさと行こうとしたら、掴まれた。
腕を掴まれた。
え? って感じで振り返ると、俺(179.9cm。惜しいw)の胸くらいの身長の人がいた。
黒いパーカーを着てて、小柄というかげっそりと痩せてる感じの人。
顔は俯いてて良く解らない。時間はもう夜中だし、当たりは暗い。
危ない人かと思ってちょっと怖くなった。
「なんですか?」
って言っても、その人はただ俯いてるだけで何も言わない。
フードの下、何とか見える顔の下半分。
口許が引き吊っている。
気味が悪くなった俺は、手を払ってその場から逃げ出した。
何か連絡しなきゃいけない事が有って、出先から電話をかけようとしたら、
携帯が無かったんだ
仕方無いから電話ボックス探して、十円玉を入れ、電話。
電話が終わって電話ボックスから出ようとしたら、黒いパーカー着て、
フード被った人が出入口の前に立ってた。
電話待ちかと思って
「あ、すいません」
って小さく言って電話ボックスから出て、さっさと行こうとしたら、掴まれた。
腕を掴まれた。
え? って感じで振り返ると、俺(179.9cm。惜しいw)の胸くらいの身長の人がいた。
黒いパーカーを着てて、小柄というかげっそりと痩せてる感じの人。
顔は俯いてて良く解らない。時間はもう夜中だし、当たりは暗い。
危ない人かと思ってちょっと怖くなった。
「なんですか?」
って言っても、その人はただ俯いてるだけで何も言わない。
フードの下、何とか見える顔の下半分。
口許が引き吊っている。
気味が悪くなった俺は、手を払ってその場から逃げ出した。
316: 自治スレでローカルルール他を議論中 2010/10/12(火) 22:07:17 ID:OT0QzzvRO
それで、ここからが本番。
それから暫くしてから、仕事が休みだって事で友達と二人で飯を食いに行った。
予想出来ると思うけれど、その友達が霊感が強い人。
とりあえず行き着けの食堂でラーメンとカツ丼セット食べて、
店を出てさあ何処に行く、って話をしながら車に戻ろうとしたら
別の友達とばったり会った。
(次から霊感強い友達をA、こいつをBと書く)
「おお、久しぶり」
って感じで、Aを放ってBと話して、話に花を咲かせた。
暫く話して、AをBに、BをAに紹介しようとAの方を見た。
Aが、Bを睨んでる。
放置してキレたか? 悪いとは思うが睨むことはないだろう。
むっとした俺はその事を言おうと口を開こうとして、出鼻を挫かれた。
Aの方が先に口を開いた。Bを睨んだまま。
「誰だよコイツ」
今から紹介しようとしてんじゃねえか!
そう思って、
「こいつは、」
言葉が出ない。
始めにあれ、って思った。次に誰だっけ、って考えた。そして、鳥肌が立った。
それから暫くしてから、仕事が休みだって事で友達と二人で飯を食いに行った。
予想出来ると思うけれど、その友達が霊感が強い人。
とりあえず行き着けの食堂でラーメンとカツ丼セット食べて、
店を出てさあ何処に行く、って話をしながら車に戻ろうとしたら
別の友達とばったり会った。
(次から霊感強い友達をA、こいつをBと書く)
「おお、久しぶり」
って感じで、Aを放ってBと話して、話に花を咲かせた。
暫く話して、AをBに、BをAに紹介しようとAの方を見た。
Aが、Bを睨んでる。
放置してキレたか? 悪いとは思うが睨むことはないだろう。
むっとした俺はその事を言おうと口を開こうとして、出鼻を挫かれた。
Aの方が先に口を開いた。Bを睨んだまま。
「誰だよコイツ」
今から紹介しようとしてんじゃねえか!
そう思って、
「こいつは、」
言葉が出ない。
始めにあれ、って思った。次に誰だっけ、って考えた。そして、鳥肌が立った。
誰だこいつ。
317: 自治スレでローカルルール他を議論中 2010/10/12(火) 22:08:36 ID:OT0QzzvRO
怖くなった俺は反射的にBを振り返った。
さっきまで笑顔で話してたBは、俯いた。俯いた顔の口許が引き吊る。
愕然とした。
「行くぞ」
Aが俺の腕を引く。はっとした俺は運転席に急いで入って、食堂の駐車場を出た。
さっきまで笑顔で話してたBは、俯いた。俯いた顔の口許が引き吊る。
愕然とした。
「行くぞ」
Aが俺の腕を引く。はっとした俺は運転席に急いで入って、食堂の駐車場を出た。
「お前、アレはよくねーよ」
暫く走って、落ち着いて来た頃に煙草をくわえたAが言った。
「アレはよくねー。変なもんに気に入られたな」
なんとかしてくれよ、と言うと
「無理。取り憑かれてるわけじゃないし」
取り憑かれてればなんとか出来るのか? と聞くと、
「なんとかするために取り憑かれてみるか?」
と返された。
それ以降、俺は度々Bに遭遇し、場合によってはAの家に逃げ込む羽目になった。
つい昨日、会社帰りに遭遇したので書き込みたくなった。
読んでくれた人、ありがとう。
見てる分には怖くないかもしれないが、本人からするとほんとに怖いんだよ