車で帰省したその晩に仕事で呼び出され、仕方なく車で実家を出た。
487: 本当にあった怖い名無し ID:
車で帰省したその晩に仕事で呼び出され、仕方なく車で実家を出た。
真っ暗な狭い山道を走って1時間くらいのところに、車を止められる広い場所がある。
たぶん工事用車両をとめるためのスペースで、山を削った斜面は白いコンクリで覆われていて、
自動販売機が1台置いてある。日付が変わった頃にそこに差しかかって、ひと休みすることにした。
自販機の反対側に車を止めて外に出た。周りに自販機以外の灯りはなくてほぼ真っ暗。
488: 本当にあった怖い名無し ID:
自販機を見ながらリモコンキーでドアロックしたらウインカーが2回点灯、前のコンクリ斜面が黄色くなって自分の影が大きく映った、だけでなく、右側に一回り小さい人影が。
びっくりして振り向いた、自分と車の間に誰かいる?毛が逆立つのを感じながら車のうしろ辺りを見つめたが誰もいない。
車の下や向こう側に隠れている気配もない。しばらくそのまま見つめていたが何もおきない。
489: 本当にあった怖い名無し ID:
何だったんだろうと思いながら自販機の方を向いたら、暗いコンクリ斜面にさっきの小さい影がそのままいた。
腰を抜かすようにあとずさったら、影は斜面を右方向に滑るように移動して見えなくなった。
なんかのイタズラならほっとできるけど、1日考えてもその方法が思いつかない。ほんとーに怖かった。。
本当に怖かった。