あの日、仕事が昼に終わったので早めに家に帰り昼寝をした。
その晩は早く寝れる訳もなく寝室でゴロゴロしていた、そして夜中の二時位に腹が減ったので夜食にラーメンでも食べようと二階の寝室から一階のキッチンへ向かった。
そしてラーメンを作り終わりキッチンからリビングの机の方へ向かったのだがそこでとんでもない物を見てしまった。
なんとリビングの机の端から無表情な女の子の顔が半分位ニョキっと出ておりこちらを見ていたのだ。
不審者かと思い机の下を覗くが胴体は無い。
はっ!っとして机の上を見たら相変わらず端から無表情な顔を半分位出してこちらを見ている。
ここで霊だと気が付きあまりにも怖くて叫べもせずラーメンを投げ出して走って寝室まで逃げ帰った。
それ以降、霊的な体験はしていないがどうも夜中が怖くなってしまった。