110: 本当にあった怖い名無し 2016/01/25(月) 14:36:32.04 ID:fI/75C0l0.net
俺が小学生の時の話
夕方、兄と二人でテレビを見ていたのだが、
突然兄が「おい。お前が行って来い」と言う
「はぁ?どこに行くの?」
そんな兄を無視してテレビを見ようとしたら、
「早く行け。さっきからドンドンうるさいだろ」
「?意味分からない。何がドンドン?」
「だからさっきからあっちから覗いているおばさんがドア叩いているだろ」
そういった兄の目線の先には玄関がある
そのすぐ隣に小窓があり、そのため、集金の人とか小窓から
こちらを覗きながら声を掛けてくることはよくあった
テレビが見たかったのに面倒臭いと思いつつ玄関に
向かおうと腰を上げたが、
ノックの音も聞こえないし、小窓のおばさんもいない
「誰もいないじゃん」
そう言って座りなおそうとすると兄は、
「はぁ?今もこっち見てるだろ」
それ以来、兄と二人きりでその部屋でテレビ見るのはやめた
ちなみに兄はその後も頻繁に幽霊を見たり、
いわゆるポルターガイスト的なことにも出くわしたらしい
留学した先では、兵隊の幽霊にベッドの周りを囲まれたこともあるとか