本当にあった…というか今でもたまにある怖い話
体験者→俺。時期→あの時の夏~今現在
俺は幽霊なんて信じなかった…あの時までは……
俺の部屋は…ってか借家は月3万のボロ屋なんだけど夏でもメチャ涼しいのね。
日当たりもいいのになんでかなぁとかおもってたわけ。
んで話飛ぶけど、ある日天井裏の鼠がうるさかったのよ。
むかついたから天井裏に鼠捕りしかけようと思って天井裏にあがったわけ。
続く
あけてびっくり寒い寒い。部屋は涼しい程度なのに異常な寒さ。
けど幽霊なんて信じない俺は(というか信じたくない)天井裏って寒いんだなぁ…
とか思って終了。
鼠捕り置いて顔を引っ込めようとしたら奥の方に白い丸い物を発見。
なにか確かめるため懐中電灯をもってふたたび見る。
皿。大皿。奉られて(?)いる。真ん中に御札。あせった俺。天井裏から退散。
気にしないことに。
次の年の春終夏始。地震が起こった。それほど大きくなかったが
『ガシャン…』とどこからか聞こえてくる皿の割れた音。
台所へ行くも割れ物の気配なし。………!ハッとして天井裏をのぞきに行く。
のぞいたら案の定あの大皿が割れていた。
続く
…異変は3日後だった。俺が寝ていた時だった。誰かの気配がしてふと目が覚めた。
誰もいない…?
見渡す限りではだれもいない…一応部屋の中を確かめるべく起きて
スイッチを入れようと一歩踏み出した瞬間…
『そっちじゃねぇよ』…
という声が後ろから聞こえる…聞き覚えのない太いかすれ声。さらに一歩…
『こっちにこい…』
…声が真後ろに来ている…あと一歩くらいでスイッチに手が届くのに………!!
手を前にやりながら一歩踏み出した…スイッチとは違う感触…生暖かいのに
氷のような…気持
ち悪くなる温度…
『こっちじゃないといったろう!!』…
俺の手が触っていたのは…生首だった……気がついたら回りに人、人、人…
救急車まで来ていた…
(となりの大学生が俺の叫び声を聞いて部屋に突入して来たらしい。)
あたり一面血だらけで俺は救急車へ…だが外傷はなし……けれど血糊が
凄かったのでシャワーを借りて全部流した…
数か所落ちなかったが明日には落ちるだろうと思い部屋へ……部屋に帰ると
目を疑った。大量の血は消え失せて、血糊どころかシミさえできていなかっただ…
しかも体の数か所残していた血も消えていた…
続く
ただ…生首を触っていた右手部分の血糊だけは数年たった今も
落ちる気配が無い……
今もたまに『こっちだ』って聞こえるけどいったいなんなんでしょうか…
てか皿奉ったのに意味なかった…