怖い話

【心霊体験】仲のよかったカップルのアパートには霊が出るんだが・・・

304: 本当にあった怖い名無し 2007/04/23(月) 23:47:56 ID:LEP1S62d0
hanshin1 
12年前。神戸・・・
A氏M子カップルは、市内の鉄筋4階建てではあるが築ウン十年の古びたアパートの2階に暮らしていました。
2人は、3年ほどそこで同棲していました。

 


引用元: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?164

304: 本当にあった怖い名無し 2007/04/23(月) 23:47:56 ID:LEP1S62d0
12年前。神戸・・・
A氏M子カップルは、市内の鉄筋4階建てではあるが築ウン十年の古びたアパートの2階に暮らしていました。
2人は、3年ほどそこで同棲していました。

A氏(広告系リーマン)は兄(輸入系リーマン)の親友(タメ)。
M子(カメラマン助手)は、私(写真部系高校生)にとても優しくしてくれました。
だから、近くに住んでいる私も兄と一緒にA氏M子のアパートによく遊びに行ってました。

そのうち、A氏M子カップルの結婚式の日取りが決まりました。
(私たち週末乱入族のおかげか、授かり結婚ではありませんでした。)

とある10月結婚式当日、式もとどこおりなく終了。
2次会も盛り上がり、友人各位13名は新婚さんの部屋に乱入。
仕事の都合により新婚旅行は延期になったとはいえ、新婚さんの初夜のその部屋に私も乱入していました。

二人の初夜のその部屋は、2部屋の普通の間取り。 
そこに13人ほど・・・
遅くまでワイワイやってましたが、さすがに夜も更けごろ寝することになりました。
お酒も入っていて、13人全員が泊まることになりました。
ありったけの布団系のものを引っ張り出してごろ寝。(寝袋まで引っ張り出してた。)
13人が一気に泊まったので私の寝転ぶスペースが無い・・・
いちおう私は女子なので、布団の引っ張り出されたあとの押入れの下のスペースをもらいました。

3時頃だったと思います。
さすがに皆さん酔いつぶれたのかすっかり寝入ってる様子。
ちょっと興奮してる私はあまり寝つけ無くて、毛布に包まって目をつむっていました。

(続きます)

 

305: 本当にあった怖い名無し 2007/04/23(月) 23:49:04 ID:LEP1S62d0
(続きから)

夜中の3時頃だったと思います。
さすがに皆さん酔いつぶれたのかすっかり寝入ってる様子。
ちょっと興奮してる私はあまり寝つけ無くて、毛布に包まって目をつむっていました。

常夜灯の光の中で、披露宴のことを思い出したりしてました。
何人かのいびき系のものが聞こえるほかは、何も聞こえない。

そんな時、いびき・寝息以外の何かがどこからか聞こえてきました。
遠くで、低い声っぽく聞こえました。
おじさん系のぶつぶつとつぶやく感じだけど、よくわからない。
外の声?
いや、遠く聞こえるけど、近いかも?
部屋のどこかからという感じがしました。
寝言だ。  と、心の中で半笑いし、その声の主を探そうと辺りを見回しました。
けど、暗いのであまりわからない。
声に集中しました。
ぶつぶつとつぶやく声は、私の足元方面から聞こえてきます。

気のせいか少し声が大きく聞こえてきた。
声は遠くなく、かなり近いかも。 足元方面。
その声の不気味さに、寝言とはいえちょっと怖い感じになってきた。
「?・・・あれ?」
そう思ったとたん、気持ち悪い圧迫感を感じ全身が痙攣したように動かなくなってしまった。
ああっ・・・金縛り・・・いやだ・・・
キーーーーーーーンと耳鳴り。
金縛りの経験は初めて、全身嫌な汗をかき痙攣したような・・・・
「た・・・す・・・・け・・・・て・・・・」 
心の中で叫んだ。  恐怖で総毛立った。

(続きます)

 

306: 本当にあった怖い名無し 2007/04/23(月) 23:50:16 ID:LEP1S62d0
(続きから)
押入れで寝ている足元に、何かぼうっと光ってるのが見えた。
不気味な声もすこしづつ大きくなっていき、声の大きさに合わせてひかりも青白く大きくなってきた。
「・・・で・・・・・・・・・・い・・・け・・」不気味な声は私の耳元で聞こえる感じ。
青白い光はじわりじわりと大きくなってきた。
あっ・・と思った。
そのひかりは人の顔をしていた。
しわのある怒りの表情のおじいさんの顔。
リンゴくらいの大きさが、どんどん大きくなってくる。
そして声も大きくなる。
「でて・・いけ・・・でていけ・・・でていけ・・・」
バレーボールくらいに大きくなって、目の存在を確認してしまった。
一瞬、しっかりと私と目があった。
完全に私をターゲットにしてる!!!
「出て行け・・・出て行け・・・出て行け・・・」
もう、怖いとかそんな陳腐な言葉では言い表せない・・・恐怖。
「出て行け!出て行け!出て行け!」もう、声も怒りの声になっていました。

(続きます)

 

307: 本当にあった怖い名無し 2007/04/23(月) 23:51:23 ID:LEP1S62d0
(続きから)
私は金縛りのまま、気を失えるでもなく、顔から目をそらせてお祈りした。
「出て行きます。今すぐ出て行きます。・・・」
何度も何度も繰り返しました。汗だくになってるのがわかる。
「出て行け・・・」
少し声が小さく聞こえたかと思うと、それが最後の言葉でした。

不意にガクンと金縛りが解けて、声も顔も消えて、何人かの軽いいびきと寝息のみの静寂になっていました。
耳鳴りも消えていました。
私の荒い息使いが、押し入れの中で広がるばかりでした。

その後、私は半泣きになりながら押入れから出て、M子さんの横に毛布を引きずっていていきました。
目が覚めたM子さんは
「どうしん?」って聞いてきた。
「ちょっとだけ怖い夢見て・・・。」といった後くすっと笑ってみました。
せっかくの結婚式の夜にこんな話も出来なかったですから。
M子さんは、私の頭をなでながら
「そうなんや、平気、平気、大丈夫。」って添い寝してくれました。

実を言うとA氏の好きだったけど、M子さんのほうがもっと好きです。

でも、あのおじいさんの顔・・・目・・・声・・・いまだに忘れられません。

(続きます)

 

308: 本当にあった怖い名無し 2007/04/23(月) 23:52:34 ID:LEP1S62d0
(続きから)翌朝、目が覚めたらM子さん他数人は既に仕事に出かけ(日曜なのに・・)
残りの人たちで、ファミレスでブランチをして解散。
あの押し入れのおじいさんの話は誰にもしませんでした。
A氏M子夫婦さんは私にとって尊敬する人で、その人たちの部屋で出たなんて言えません。
例えそれが夢だとしても、そんな気の悪いことは口が裂けても言えませんでした。
夢だと思いたかったですし・・・

後日、M子さんと二人で昼食する機会が出来ました。
おバカな雑談あとM子さんは笑顔をそっとしまって、変な話だけどと話題を変えて言い出しました。
「あそこ、ヤバイのがいるっぽい。」  「ヤバイ?」
「そう。いわゆる幽霊・・・・・」
M子さんもあの青白いおじいさんを見たことを話し始めました。
ほとんどあの夜のおじいさんと同じ!!!!

あの夜私に起きたことをM子さんも気が付いたと思いました。
でも、気が付いてないみたいな感じでM子さん一人で話を進めて行きました。

(続きます)

 

309: 本当にあった怖い名無し 2007/04/23(月) 23:54:21 ID:LEP1S62d0
(続きます)
「もう、ダメあそこ・・・」 M子さんは、引越しをしたいらしい。
そりゃ、私もその気持ちわかります。
あれは怖い!!!

「Aになんて言えばいいのかなぁ・・・」とM子さん。
A氏は霊なんて信じないタイプ。
「そのまま、言うしか・・・」と私。
A氏はけっこう理解してくれやすいタイプ。 M子さんが悩んでるなら行動を起こすと思われます。

「だよね。 籍入ったし、気分転換にもなるしね。 出来るだけ早く引越し計画根回し始めようかな。w」
「お手伝いしま~~す。^^」
「でも引越しは来年かな・・・もう11月後半、12月はAもウチも鬼のようなスケジュールだし・・」
とM子さんはガックリ模様。
いくらA氏が理解してくれても、年内は不可能だと思われました。

(続きます)

 

310: 本当にあった怖い名無し 2007/04/23(月) 23:55:07 ID:LEP1S62d0
(続きから)
12月半ば、電話を切った兄がA氏の引越しを手伝いにいくと突然言い出しました。
そして私を誘いました。
二日後の日曜日A氏引越し。
私は期末テスト期間だったけど、OKの即答しました。

引越し当日、ほか4人の友人も加わって、引越し決行。
そして、無事終了。
新婚さんの新居は、高台の神戸の夜景の眺めが素敵なマンション。3LDK。
かなりグレードアップでした。
庶民的なA氏M子さんカップルが、ちょっぴりセレブチックに見えてうらやましいと同時に、若干の距離も感じました。
そして、そのときは、突然の引越し理由はA氏M子さんは話をしませんでした。

(続きます)

 

311: 本当にあった怖い名無し 2007/04/23(月) 23:55:47 ID:LEP1S62d0
(続きから)
年も明けて、新年の挨拶に1月4日新婚さん宅に兄と襲撃。
数時間、馬鹿話。
と、兄が切り出しました。
「あの時、聞いても答えなかったけど、あのタイミングの引越しは強引と思うのやけど。」
その言葉を聞いて、A氏とM子さんがお互い顔を見合わせたのを、私は見ました。
兄も霊とか鼻でせせら笑うタイプ。
でもA氏は意を決して、
「なぁ、霊なんか信じないと思うけど・・・」

12月に入った頃、A氏も寝てると金縛りになりあのおじいさんの「出て行け」の声を聞いたことを話し始めた。
押し入れの中ということ意外は、ほぼ私の体験と同じ感じのものでした。
夢だと思って、ネタのノリでM子さんに話したら、話が合致。
さすがのA氏もちょっと青ざめました。(ネタどころではなくなったらしい。)
怖い夢の話のつもりが、現実の怖い話に昇華してしまったのだから・・・

(続きます)

 

312: 本当にあった怖い名無し 2007/04/23(月) 23:56:45 ID:LEP1S62d0
(続きから)
M子さんは、A氏の腰の引けた機を利用して小出しにしていた引越計画しを強引に勧めたらしいです。
A氏も怖くて、即引越しを決意。
行動力のあるA氏なので、急な引越しになったということなのです。
引越し資金は、新婚旅行費を流用ってのは、かわいそうでした。

その時、私の『あの夜の』体験も同じことを話ししました。
話してる途中、なぜか半泣きになってきました。(怖いのもあったけど、別の感情。)
M子さんは私を抱いてくれました。
「もう平気。大丈夫。」って。
A氏は改めて愕然としていました。→こんな感じ (+д+;)マジッスカ?

兄は、A氏がそんなことを言うのもだから、ムゲに笑い飛ばしはしなかったけど、信じてもいないという感じに見えました。
(兄はどっちでもいいけど。)

(続きます)

 

313: 本当にあった怖い名無し 2007/04/23(月) 23:58:13 ID:LEP1S62d0
(続きから)
後日・・・1月17日
『阪神・淡路大震災』・・・発生。
我が家は半壊(結局立て直し)、でも被害者はありませんでした。
A氏M子夫婦も、大丈夫でした。

1週間後、建物の残骸の中から、6歳の息子を抱えた父親が奇跡的に救出されたとニュースが流れました。
4階建ての建物の2階部分に、その上の階が全部崩れてきて・・・
その父親は、あの例のアパートの4階に住んでいた管理人さんです。
1週間・・・息子を抱えたまま救出を待っていました。
お父さんの腕の中で、息子さんがだんだんと冷たくなってゆくのを感じながら・・・
私も何度か遊んだことのあるあの坊や・・・

A氏M子の住んでいた部屋は2階で、引っ越した後すぐに、別の新婚さんが年始に入居して・・・・

(続きます)

 

314: 本当にあった怖い名無し 2007/04/24(火) 00:00:11 ID:G/cuF2BQ0
(続きから)
A氏M子夫妻の12月半ばの『恐怖の強行引越し』は、逆に夫妻にとって『奇跡の強行引越し』になりました。
あのおじいさんの霊は、そのことを伝えに出たのでしょうか?
それを考えると、助けてくれたのでしょうか?
でも、代わりに入った新婚夫妻のことを考えるととても複雑です。

A氏M子夫妻は娘も授かって、幸せに暮らしています。

(完)

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