914: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/06/22(土) 11:20:54.76
小学生の時、同級生が交通事故に遭って1カ月学校休んだ
復帰した時は、なんだかクラスのヒーローみたいに扱われてた。
馬鹿な自分は、そいつのことがちょっと羨ましくて
自分もちょっと事故にあって学校休みてぇ~なんて、本気で思ってしまった
その日の帰り道、本当に車にはねられた
見通しの良い道で、普通に道を渡っていたら
まるで空中から現れたみたいに、車が突然出現した。
でも、そう見えたのは自分だけで、
車を運転していた人や、周りにいた人の話によると
走って来る車の前に、自分がふら~っと、何も見えていないように歩きだして行ったらしい。
急ブレーキの音も、周りの人の制止の絶叫も、自分には全く聞こえなかった。
望み通り学校は休めたけど、もちろん全然楽しくなかった。
元気に過ごせている幸せに気付かず、馬鹿なことを願ったからバチが当たったんだと
子供心にも思った。