【怖い話】犬の散歩をしていると森の方から奇妙な声が聞こえてきた

ゴールの離れの家(集落から少し離れた場所にある)の前に通りかかった時、急に「アァアアァー」って声が奥の森の方から聞こえてきた
びっくりして思わず立ち止まってその森の方を見つめた(犬もそっちを見つめてた)
五秒くらい考えてそれが「動物の範疇を越えた声」だって事に気付いた
猫っぽくも思えたけどそもそもここら辺に野良なんて一匹くらいしかいないし森になんて行かない。それに前に聞いた事のある「発情期の猫の声」とは明らかに違った。ドスがききすぎてるし大きすぎる
後退りしていたら「アァアアァー！」ってさらに近付いて聞こえてきたから走りだした
実はその道は前にも変な事が起こってた。電池切れのライトの様なオレンジの光がふらふらって動いている所を二回見た事がある
それを親に言ったら「向かいの家のお爺ちゃんとお婆ちゃんそこの近くの小屋にリフォームの為にいるから、お爺ちゃんじゃない？」って言われたからああ、きっとそうだなってまた見えても気にしないで散歩してた(私がいる時だけにいるっておかしいなとは思ってたけど)