弟が婚約相手を連れてきた日の夢の話。
弟の婚約相手は仮にR子とする。
連れてきたその日はうちの両親に紹介するためで、互いに紹介して談笑して飯食って何事もなく終ったのだが、
おれはというと兄を差し置いて結婚する気かより、弟をR子に取られてしまったような寂しさを感じていた。
あと、美人系だったけど何となくおれの趣味じゃなかったし。
義妹ってもっと萌えるものかと思ってたがそんなことはなかったぜ。
その夜の夢は弟、R子、両親が談笑している場面から始まる。
おれも同席してたのだが、まぁ何となく居心地の悪さから自室に行こうと茶の間を出て玄関そばの階段を上ろうとしたとき、
玄関に小学生が6人いたんだ。
男の子が5人、女の子が1人。
女の子が一番小さく、他の男の子は年長、
皆ランドセル背負って、靴は脱がないで玄関の靴脱ぎ場のところで誰かを待ってる感じだった。
おれはとっさに「弟待ってるの?」と優しく聞いた。
その時は、弟の友達が誘いに来てると思ったんでw
まぁ今出てきた茶の間で二十歳越えた弟が婚約者連れてきてるのだから、小学生の友達が誘いに来るわけないんだがw
弟っていつまでも小さいイメージしかないんだよな。
現実にはおれより背が高かったりするんだけど。
しかし返答は意外なものだった。
男の子「R子、待ってるの」
えっ何でうちの弟の将来の嫁が今ここにいることをこの子が知ってるんだ?
ってあれ?弟何歳だっけ?嫁は弟より年上だったよなぁ?
その時は怖い感じはなく変なことを言うなぁ程度にしか思わず、
しかし茶の間での談笑に割って入って小学生の友達らしき子たちが待ってると呼びに行くのもためらわれたため、
しばらくで終ると思うからもう少し待ってて、と言って男の子が頷いたところで目が覚めた。
普段、あんまり夢なんて見ないからか、あんなにリアルな夢も珍しいからか、
なぜか今でも覚えていて、最近そういうことなのかもと思うようになった。
弟とR子が結婚して今年で10年が経つが子どもはまだ出来ない。