736: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/10/22(火) 10:55:12.02
2Kのボロアパートに一人暮らしです。
昨日はバイトから帰ってくる途中でお腹が痛くなって、急いで家に入ってトイレに駆け込みました。
バッグとかも台所(玄関入ると狭い台所で、そこにトイレのドアもある)に投げっぱなしの状況でしたが、何とか漏らさずセーフ。
さて、出ようかとウォッシュレットのスイッチに手を伸ばした瞬間、台所を誰かが歩いている音がする。
ミシッ…ギュッ、ミシッ…ギュッ
しまった!玄関の鍵かけわすれた?!と思っても後の祭り、更にトイレの鍵も掛けていなかったので、音がしないようにそっと
手を伸ばしてトイレの鍵をかけました。
ミシッ…ギュッ、ミシッ…ギュッ…ギィ…
足音がトイレの前で止まります。
うわぁどうしよう!?と泣き顔になっていると、着信音が鳴りました。響き渡る「つけまつける」友達からのメールです。
幸いスマホはポケットに入っていたので「あ、もしもし!うん今家に帰ってきたとこ、え?今から皆で来るの?いいよ狭いけど。
すぐ来るの?え?そんなに近くに居るの?うんわかった待ってる!」と、電話がかかってきたふりをして受け答えをしました。
ミシッ…ギュッ、ミシッ…ギュッ…カタン
どうやら玄関を出たような音がしたので、そっとトイレのドアを開けて覗いてみると誰も居ません。
ダッシュで玄関に行ってみると…玄関の鍵はかかっていました。