ガキの頃の俺はこの牛が大好きで、よく遊びに行ってた。車で1時間30分かけてww
んで、小2の夏休み、一日だけ親戚の家に泊まれることになった。
おじさんおばさんは笑顔で迎えてくれたが、一言
「裏山には絶対近づいてはならね。」
みたいなこといわれた。そのときは、何か危ないものでもあるのかな?って感じで
特に気にせず頷いた。
遊んでたけど、やっぱすぐに飽きた。
ふと裏山の方を見ると、なんか飛んでる。カブトムシだった。
当時昆虫大好き少年だった俺は、昨日のおじさんの注意など忘れて裏山に飛び込んだ。
しばらくカブトムシを探しながらハイテンションで走り回っていたが、気付くと回りは木ばかり。
昼間なのに妙に薄暗いし、怖くなって涙が溢れてきた。
「おじさーん!おばさーん!」
と泣きながら歩き回ってると、遠くから
おーい。おーい。
と、人の声が聞こえてきた。あぁ。おじさんが助けに来てくれた!と、思って声の方向に駆け出した。
けど、おかしい。走っても走っても、おじさんの姿は見えてこない。
そして、ふと気付いた。全方向からおーいって声が聞こえる。そして、声の方がだんだんと俺の方に
近づいてきている。文章力皆無だから説明しづらいけど、ガチで怖かった。顔から血の気が
引くって意味がその時よくわかった。で、もうだめだって思ったとき、急に肩をぐっと掴れた。
俺の意識はそこで飛んだ。
そのおばさんと目が合った。
「おお!気がついたか?お父さん!!隆(俺)が気がついたよ!」
「ホントか?!」
すぐにおじさんが帰ってきた。そして、俺の目の前に来るなり、
「裏山にはいぐなっていったろが!!」
と怒鳴った。普段はなんでも俺の言うことを聞いてくれるやさしいおじさんに怒鳴られるとは
思ってなかった。
そのおじさんの怒りっぷりが怖くて、俺はまた大泣きした。
「まぁ、無事でよがった。今から○○さんとこいぐから、準備せえよ。」
それから寺に連れて行かれて、酒飲まされたり、ひたすらお経聞かされたりした。
どうしてこんなことするのかって聞きたかったけど、寺ではそんな雰囲気ではなかったので
聞けなかった。ただ、寺に着いたときにおじさんが坊さんにむかって
「やまわらす(山童子かな?)さ、俺の甥っ子が魅入られた!」
みたいなこと言ったのは覚えてる。
んで、寺から帰ってきたら両親が迎えに来てて、すぐ家に連れて帰られた。
それから親戚の家には一回も行っていない。というか、連れて行ってもらえなかった。
ただ、祖父が入院した時におじさんが一回だけ見舞いに来た。
あの時肩を掴んだのはおじさんだったということを教えてもらった。
あの「おーい」って声についても聞いたけど、これについては教えてくれなかった。
知る必要はないとのこと。
「山ってのは普通じゃ考えられないことが起きる場所なんだ。」
だそうです。
以上、オチもないけどありがとうございました。下手糞な文章でスイマセン。
★当サイトの最新情報&過去記事がいつでも知ることが出来る、「2ちゃんねるこわーい話まとめ」のアンドロイド版アプリが遂に完成しました!↓↓
【後味の悪い話】嫁の日記
【恐怖体験談】七不思議を試してみようとしたら・・・
【2chの怖い話】「時が止まる場所」←おすすめ記事
【怖い話】家の周りを散歩していたら・・・
【オカルト】留学先のホテルで知り合った神父
【ゾッとする話】妹の友達
【怖い話】「見える人」が部下だった時の話
【後味の悪い話】電話受信のバイトをしてたんだが・・・
【ゾッとする話】列に並んだままでいたら・・・
【2chの怖い話】「時が止まる場所」←おすすめ記事
【オカルト】動物霊をご存知だろうか
【怖い話】航空自衛隊の隊舎に住んでいた時の話
【ゾッとする話】霊感の強い同僚
【恐怖体験談】やさしいおっさん
【ゾッとする話】消えた「トンじい」