【秋田県の怖い話】沈むはずのない一帯(下)

>【恐怖体験談】沈むはずのない一帯(上)はこちらです。

436: ハチロー 2012/02/03(金) 04:41:22.12 ID:j38Oqh2F0

トレーラー

オリジナルはバス釣り板の
「釣り場の怖い話パート2」より

10: 本当にあった怖い名無し 11:53:10 ID:2OFw7Ibf0

引用元: 死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?289

436: ハチロー 2012/02/03(金) 04:41:22.12 ID:j38Oqh2F0
2人とも、無言で散らばったルアーかき集めて、車に投げ入れました。

いったい、俺たちが何をしたって?

昼間、他にも釣りをしていたヤツはいたじゃないか。
もしも、俺たちが何か間違えたのなら、勘弁してくれ。
頼むから・・・・でも、駄目でした。

ボートを上げようとして、車から、川の方に振り返ると俺のボートのすぐ脇に、あの男がいました。

多分、俺が立ったら、ひざ位しかない水深の所です。
胸の辺りまで水に浸かって、上流の、さっき、沈んでいった方に向いていました。

俺とダチは凍り付いて、動けなかったです。

男が、ゆっくりと斜め上に浮き上がりました。
変な動き方でしたよ。

次の瞬間、ポンって感じで、男が俺のボートに乗りました。

足が途中で切れていて、何て言って言ったら良いか、
木が生えているように、ボートにくっついてました。

「もうー、ボートいらねぇや。」

声が出ていたかは、分かりません。
俺とダチは、車に飛び乗って、そこから逃げました。

走って、走って、とりあえず、サンルーラルまで来て、
駐車場にメチャクチャな停め方をして、レストランに入りました。

ビールを頼んで、二人で顔を見合わせました。

「もう、ボート無くなってもいいや。あそこには戻れねぇよ。」

「あぁ、お前には悪いけど、俺も無理だ。」

その夜は電気、テレビをつけっぱにして寝ましたよ。

 
 

437: ハチロー 2012/02/03(金) 04:43:25.38 ID:j38Oqh2F0
次の朝、やっぱりボートが惜しくなって、戻ってみました。
ボートは、昨日の場所にちゃんと有りましたよ。

昨日の夜、レストランからくすねた塩をボートにまきました。

トレーラーに乗せて、宿の予定をキャンセルして、そのまま、帰りました。

なんとなく、気持ちが悪いので、そのボートは売っちゃいましたよ。
どこのショップかは言えませんけどね・・・。

おわり



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