怖い話

【ほんのり怖い話】深夜に車の運転をしていた時の出来事

あまり怖くもないし、もしかしたら不思議でもないかもしれませんが、
先日体験した話を・・・。

20161215c

349: 本当にあった怖い名無し  ID:

あまり怖くもないし、もしかしたら不思議でもないかもしれませんが、
先日体験した話を・・・。

免許を取って数年になりますが、
普段ほとんど車を運転しないこともあり、
未だに運転に慣れません。
たまにやむを得ず車を運転する時は、
法定速度をほぼ守ってヨタヨタ走っています。
後ろに大名行列を作ることはザラですし、原付に追い越されることもしばしば。
はっきり言って迷惑なドライバーだと思います。

先日、お仕事の都合で仕方なく車を使いました。
何とか仕事を終え、後は帰るだけ。
もう夜中近くなっていましたし、疲れてちょっと眠かったこともあるので、
いつにも増して安全運転で帰路につきました。
田んぼや林、小さな山などが続く田舎の県道です。
交通量もほとんどありませんでした。

 

350: 本当にあった怖い名無し  ID:

(349の続きです)

しばらく走っていると、
前方にジョギングしている人がいることに気づきました。
こんな夜中に頑張るなあ、と思いながら、少し右に寄って追い越しました。

ところが、確認のためサイドミラーを見ると、
追い越したと思ったジョギングの人(多分中年男性)が、
私の車のすぐ後ろを走っています。
あら、と思って振り返ったら、男性はみるみる車に追いついて、
助手席のすぐ外を併走し始め、私に向かってニヤっと笑いました。
(あんた、随分ゆっくりだね。よっぽど運転下手なんだね)
そんな感じの笑いに思えたので、
ああ、私はついに原付どころかジョギングの人にも追いつかれたのか、と思って、
愛想笑いを返しつつお辞儀しました。

 

351: 本当にあった怖い名無し  ID:

(350の続きです)

その後、何度か外を見ましたが、
そのたびにおじさんが私を見てニヤっとしてきました。
随分頑張るおじさんだなあ、すごいなあ、と思いつつも、
蔑むような(というか品のない)笑いにちょっとムッとしたこともあり、
あとは無視して、運転に集中しました。

市街地に入り、信号待ちの時にチラッと横を見ると、
おじさんはいなくなっていました。

 

352: 本当にあった怖い名無し  ID:

(351の続きです)

家についた後、父にこの話をしました。
失礼な話だよねー、と何気なく言ったつもりだったんですが、
父の顔色が変わります。
「確かにお前の運転はノロいが、さすがにジョギングでずっと併走は無理だろ」
言われてみれば、たしかにその通りです。
おそらく40キロくらい、いくら私でも20キロは出していたでしょう。
(ちゃんとスピードメーターを見ていないあたりがダメなんでしょうが)
おじさんは、少なくとも5分以上は併走していたと思います。

私がボヤッとしていてずっとノロノロ徐行していたとか、
おじさんがマラソン選手級のスピードと持久力を持っていた、
という可能性もゼロではないのですが・・・。

今になって気持ち悪くなってきたので書き込んでみました。
あんまり怖くなくてごめんなさい。

 

-怖い話
-, ,

Copyright© 2ちゃんねるのこわーい話まとめ|怖い話・都市伝説まとめ , 2024 All Rights Reserved.