怖い話

【恐怖体験談】友達と飲んで帰った時の出来事

912: 本当にあった怖い名無し 2016/01/12(火) 01:23:41.32 ID:NvRPTq4z0.net

ふと思い出したので、大学生だった頃の話。

20160114a

 

街中で友達と飲んで、友達はタクシーで、
俺は家が近くだったから歩いて帰った。
当時の俺の自宅は目の前にデカい公園のある
俺以外住人のいない3階建のアパートの3階の部屋だった。
で、その公園を抜けて家まで近道をする事にしたんだ。
すると、ある程度進んだ所で「私の~お墓の前で~」と
大声で歌う声が聴こえてきた。
時間は深夜2時くらいだったが、少し酔ってたのもあって、
あーヤバい奴いるなー程度だったんだが、その声が明らかに
尋常じゃないスピードでこっちに近づいてくるんだ。
流石に恐怖を感じてダッシュで走って、何とか公園を抜けて
アパートの前まで着いた。
自宅に着いた安心感からか俺は声の主を確かめようと
後ろを振り返った。
酔ってたから定かではないが、100mほど先に
人間らしい姿が見えた。
でも不自然なもんでその姿は、頭から爪先まで真っ黒、
両手には鎌?みたいな何かを持った男だったんだ。
そいつはいつからか「千の風になって」ではなく、獣のような
奇声をあげながら物凄いフォームでこっちに向かってきていた。
俺は速攻でアパートの階段を駆け上がって、部屋のど真ん中で
体育座りして震えた。
すると、コツン…コツン…と人がアパートに入る音が聞こえた。
俺以外人がいないのと、ボロなせいも有って人が来たら
歩く音ですぐわかる。
俺は奴だと確信した。

 

914: 本当にあった怖い名無し 2016/01/12(火) 02:20:28.04 ID:NvRPTq4z0.net

足音が2階部分に差し掛かり、空き部屋のドアノブを
ガチャガチャ!と回す音と激しく呼吸する音がする。
もう俺は恐怖のあまりパンツを軽く湿らせてしまった。
んで、ついに足音は俺の部屋のある3階までやって来た。
まず、向かい側の部屋を調べているようで、同じように
ドアノブを回す音。
俺は何を思ったのか、その間にこっそり木製の内扉に空いてた
小さい穴から目だけを覗かして玄関側を監視していた。
すると、ついに目の前でガチャガチャ!と俺の部屋のドアノブが
回り、ビビって俺は後ろに軽く仰け反ってしまった。
でも、その音がしてから5分くらい無音が続いたんだ。
階段を下る音は聞こえないから、3階にはいる筈だが…
そう思って再度内扉の小さい穴を覗いたその時だった。
奴も外扉の新聞投函する入口を開けてこっちを覗いてた。
その顔は目出し帽をしていた様で、恐ろしい目だけが
ハッキリ見えた。
俺は恐怖のあまり小さい穴から目が離せなくなったが、
奴は俺に気づいていないのか5秒間くらい俺の部屋を
覗いた後、奇声をあげ階段を下っていった。
その後、夜が明けるまで俺は完全に失禁しながら
放心状態でボーッとしてた。
翌日、どうしても出なければいけない講義があったから、
落ち着かないまま大学に行ったのだが、俺が大学から
帰ってきたらドアノブにコンビニ袋がかかっていた。
爆弾か何か入ってるのかと思ってそっと触ったら、
中には6個入の卵パックの中に卵が1つだけ入ってた。
管理人に聞いたら、知らないとの事。
俺は気味が悪いからすぐに捨てた。
警察にも行って事情を話したけど、何の解決にもならんかった。

っていう話でした。
適当に書いたから読みづらかったらスマン。
ホント何だったんだろ…

 

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