343: 本当にあった怖い名無し 2008/03/25(火) 06:15:58 ID:Nv/yrbh40
僕が小学生の頃なので、もう20年くらい前になるのか、
母方の祖母(大正生まれで当時60歳)から聞いた話を思い出した。
祖母がまだ若かった頃、北海道の日本海側の漁村に住んでいた。
昭和初期の時代なので村は貧しくて、漁業と少しの農業で
生計を立てていた。
ある日、祖母が近くの川で遊んでいると、川上から
何かの塊が流れてきた。
それは肉の塊だったらしく、祖母は大人を呼んで
家に持って帰り、皆で焼いて食べたそうだ。
その肉がとても美味しかったと語る祖母が印象的だった。
当時の自分は小学生だったので、祖母が若かった頃は
肉食に馴染みが無かった時代だから、
肉がとても美味しいと感じたんだなぁと納得し、両親や
兄と一緒に談笑したのだが、
今思い返せば謎だらけの話だ。
昭和初期(1926~)の田舎の漁村で、魚や野菜を主食と
していた時代に、なぜ肉の塊が川に流れている?
そもそも、その肉は何の動物の肉なのか?
何の肉かもわからないモノを焼いて食べるか?
祖母が64歳で癌により他界したので、
今となっては真相はわからないが、
母も44歳で癌により他界したので、
今頃になって何の肉だったのかとても気になる。
とても美味しい何かの肉塊。