196: 本当にあった怖い名無し 2006/11/24(金) 17:30:01 ID:mTm8mhEM0
それは、私が結婚して3年目の夏の日の事でした。
今も住んでいるこのアパートは、作りが昔のアパートで、
道路沿いに大きい窓がある部屋です。
もちろん、カーテンも窓も外から丸見えになるので、
開け放すということはできません。
当時、私達はその窓を頭の方にして寝ていました。
その日、疲れているにもかかわらずなかなか寝付けずにいました。
寝苦しいというか、目が冴えるというか。
夜中の2時頃だったでしょうか。。。はっきりした時間は、
その時は判らなかったのですが。
寝てる私の頬を風が流れている感じがしました。
え?っと思って、窓を見たのですが、特に変わった事は
起きていません。
197: 本当にあった怖い名無し 2006/11/24(金) 17:30:33 ID:mTm8mhEM0
気のせいかと思って、寝ようとしていたとき、
頭の方で何かが動く感じがしました。
また、窓を見ると外を走っている車のライトが、
窓を照らしていたので、ああ、このせいで、、と思って、
また、寝ようと頑張っていました。
少したった頃、また風が流れたような気がしました。
どうせ気のせいだと思って、目を閉じていたのですが、
やっぱり流れている気がする。。。
ぱっと、窓を見ると、カーテンの端っこから、
手が出て、カーテンを少しめくるところでした。
驚いて、凝視していると、カーテンの端から
真っ黒な顔がにゅっと出てきました。
驚いて、悲鳴を上げるとその顔はぱっと消えました。
頭の方で何かが動く感じがしました。
また、窓を見ると外を走っている車のライトが、
窓を照らしていたので、ああ、このせいで、、と思って、
また、寝ようと頑張っていました。
少したった頃、また風が流れたような気がしました。
どうせ気のせいだと思って、目を閉じていたのですが、
やっぱり流れている気がする。。。
ぱっと、窓を見ると、カーテンの端っこから、
手が出て、カーテンを少しめくるところでした。
驚いて、凝視していると、カーテンの端から
真っ黒な顔がにゅっと出てきました。
驚いて、悲鳴を上げるとその顔はぱっと消えました。
198: 本当にあった怖い名無し 2006/11/24(金) 17:32:00 ID:mTm8mhEM0
私の声に驚いて、隣に寝ていた主人が起きだし、
何事かと尋ねてきたので、事のあらましを語り、
カーテンをめくってみましたが、窓は閉まったままでした。
あれは、何だったのか判りません。
一応、警察には連絡しパトロールを強化してもらうという事に
なりましたが、、、
警察では、どうにもならないもののような気がします。
今でも、あの真っ黒な姿は目に焼きついています。