俺はとある噂の廃墟に探検に来た。
【おぞましい方法】
俺はとある噂の廃墟に探検に来た。
頭のイカれた殺人鬼がおぞましい心理実験をしていたという噂だ。
とある小部屋のゴミの塊の上に、古ぼけた日誌を見つけた。
『今日、活きのいい家族を拉致した。若い夫婦、夫の両親の4人だ』
『小部屋に軟禁したが衣食はずっと与えてやる。こちらが提示する条件は1つ、最後に部屋を出た者を銃殺する。』
『夫婦愛が壊れるか、親子愛が壊れるか。とても興味深い。』
『1月が経った。夫は4人全員で帰ると宣言している。私が彼らの命を自由にできる限り、それは不可能だ。』
『半年が経った。すでに何かを決意した様子だ。』
『1年が経った。彼らの答えを見せてもらった。それは私の予想をはるかに超えるものだった。約束通り、無事に部屋を出て行く4人を見送った。』
『それにしても決意した人間の考える方法は、時に、実におぞましい…』
俺は部屋の中心の小さなゴミの塊を改めて凝視し、真実を忘れるため足早に部屋を出た。
>>799
殺人鬼が部屋に入ってきたときに4人で出ていく。殺人鬼が残っている以上「最後に部屋を出た人物」にはならないから殺人鬼は4人を見送ることしかできなかった。
ってことだろうか
>>802
これだろ。うまいな。
どうやって殺人鬼を部屋に入れるか問題だが。
子供作って殺すのではひねりがない。
>>807
ひねりなんぞあるほど深い話ではないし、>>802のアイデアで済むならタイトル()と一致しない
孫を産み落とし生贄にする
>>800
年の離れた弟か妹かも
夫婦が子供を産んで捨てていったんじゃないの?
だから犠牲になったのは生まれたばかりの子供
舅と嫁かもしれん
沢田研二は女性だけではなく男性にも人気がある
視覚的おぞましさなら舅と姑
関係的おぞましさなら舅と嫁か息子と母親
子殺しのおぞましさだけなら息子とその嫁
どれでも問題はないんだよな