俺が中学二年の多分冬だったと思う、まぁ寝てた訳だ。
ほんで夢なんだが見たこと無い神社に居て、社の前に立ってる。
俺のも夢の話なんだが、自分はほんのりなので書く。
俺が中学二年の多分冬だったと思う、まぁ寝てた訳だ。
ほんで夢なんだが見たこと無い神社に居て、社の前に立ってる。
前といってもちょっと離れてて、参道で俺の居る四角く石の柵って言えばいいのか?
取り敢えずそれで囲まれたテニスコート二つ分くらいのスペースに俺は居た。
左には御札とか売ってる場所(以下売店)があった。
周りは多分藪だったと思う。真っ暗でよう見えんかったが。
んで、出口が見当たらず「は??」とか思って呆けてたら売店から巫女さんが出てきた。
出ぐちを聞こうと思ったんだけどなんか異様な感じがしてというより見た目変。
だってたすき掛けして腰に刀差してたんだよ。更に右手にも刀持ってた。
多分薄く笑みを浮かべてたと思う。
俺益々「はぁ??」ってなってた。
いきなり右手の刀こっちに投げてきたんでキャッチした。
俺「?????」てなってたら、「抜け」って言われた。
「こっから出れる?」って聞いてみたら頷いたので取り敢えず抜いてみた。
でも何も起きない、寧ろ目の前で彼女が抜刀してる。
更に「勝ったら出してやる」って嬉しそうに言いやがった。
そして斬りかかってきやがった。
マジで焦った。
取り敢えず初激は情けない格好でかわすにはかわせたんだが、石畳にざっくり切り込み入ってる。
俺ヘタレなもんだから「と、取り敢えず話しましょう。 ね? ね?」って言ってた。ハズい……orz
でも結局、相手は聞く耳持たずでバトル。
何度か鍔ぜり状態になって説得してみるも、流石は厨房まともな事いえなかった。
まぁ、ここら辺で夢だと思ってた。
理由は当時俺は剣道やってたけどそれにしては思ったとおり体が動き過ぎるから。
で、夢ならさっさと斬られればいいような気もするが、気づく前にほほを刀がかすって
少し痛かったんで、ヘタレな俺には無理でした。
それからどれくらい経ったか解らんがなんとか相手の左腕を肩の辺から切り落とした。
そんときこっちも相手の突きがかすって首少し切れたようだったけど。
多分それで勝負有だったんだと思う、相手は刀を納めてくれた。
夢だとわかってても怖かったよ。
相手は悔しいといいながらも微笑んでたよ、もう怖い感じはなかったけど。
また呆けてたら、彼女売店の正面の一辺を指差して「どうぞ」と言った。
向こうが見えないほど長い参道が現れた。
「帰り道?」って聞いたら頷いた。
本当かどうかわからんがそのままでもどう仕様も無いので進んでみることにした。
そこでまた厨房、なんというか可愛かったんですよ俺好み。
更に俺は巫女好きの変態だった。
(初恋はGSのおキヌちゃん(笑いたきゃ笑えw))
吊橋効果だと信じたいのだが「また会えるかな?」って聞きやがりましたよ、糞餓鬼は。
彼女は律儀にも答えてくれましたよ「傷が癒えたらね」って。
んで、一歩現れた道に踏み出すととたんにダーーーーと景色が流れて鳥居を抜けたら目が覚めました。
さてマジの怖さはここから。
気がつくと布団で寝てた。
なんか変な夢だな~って思って顔洗いにいって洗面所に行って焦ったよ。
もう血は止まってたけど顔に切り傷があって、更に首の左側にも傷。
ガチでちびりそうになった。慌てて逃げるように学校行ったよ。
で、授業中に考えてたらヤバイこと思い出した。
俺また会う約束してしまったんだよ。
まぁ今日まで彼女に会ってないからこうして生きてるけど、今度会った多分斬られるかもしれん。
でも、又会いたいな~とも思ってるんだよな。
なんか、記憶の中の彼女最後に頬を染めてたような気がするんだよ。
京都で二十代男性の変死体が~ってニュースがあったらそれは俺かもしれない。
取り敢えず、これを遺言として書いとく。
多分俺は馬鹿だ。
出来心でやった、怖かったんだ、許して下さい。