アレは夢だったのか現実だったのかわからないが、今でもハッキリ覚えている自分的に怖かった事。
その時はまだ、兄(と甥っ子)が離婚して帰ってきてなくて、自分と母が二人で住んでたのだが、母が右膝関節の手術をしなければいけなくなって、3ヶ月ほど入院することになった。
自分的には
「プチ一人暮らし!」
とかってウハウハしていたw
がしかし、同じ敷地内(別居)に祖母も住んでいたため、そんなに言う程自由でもなかったけども…(笑)
仕事に行って帰ってきて、面会時間終了までに母の病院に車で洗濯物取りに行ったり、それから自分のご飯作ったり…初めはそれなりに夜更かしとかしてエンジョイしていたけど、母の入院生活も中頃になると自分にもちょっと疲れが溜まってきたのか、ベッドに横になるとすぐに寝るようになった。
そんなある晩。
寝てたら金縛りに…
「これは疲れから来る金縛りだな~」
なんてのんびり思っていたら、突然
『ダン!ダン!ダン!ダン!』
と階段を誰かが凄い音を立てて登ってくる?!
「ええ?!誰や!?戸締りがっちりしたのに?!」
って自分、軽くパニック。
いや、これは夢だ!夢!って思って無理やり眠ろうとするが眠れない。
そうこうしている内にとうとう
「がちゃっ!」
とドアが開かれて
『ダダダダッ』
っと誰かが自分の寝てるベッドに走りよってくる気配。
これは泥棒とかじゃない!ってその時思って、
「消えろ消えろ!」
って念じたけど効果ナシ。
怖くなって目を開けないように閉じてたらその何かが
「ボスン!」
って寝てる自分の上にダイビングしてきた。
「うわ?!」
ってビックリして目を開けたら、頭に包帯の代わり使う被るネット状の物つけてて、上下白と水色の縦ストライプのパジャマを着た高校生ぐらいの女の子が自分の顔を笑いながら見てて
「あそぼ?」
と言った。ハッキリ聞こえた。
その直後、家の傍を救急車が通り過ぎてった。
そして、気付いたら朝だった…。
夢にしては妙にリアルで、鮮明。
重みも感じた。
疲れた脳が見せた幻だったのかなんだったのか解らないが自分的には怖かった。
でもそれ以来、一度も金縛りにあわないし、その子も二度と見ていない。
読みにくい上に、長文スマソ。