脳死が確認され、無数のチューブと人工呼吸器や点滴により生き続けた。
しかし死んでしまった。
「すみません。手を尽くしたのですが」
医者はとても悲しげな顔で告げる。
彼の亡き骸を抱いた時、とても軽く、
苦しかったんだと思った。
「治療費は結構です」
決して裕福とは言えない私の状況を察し、なんて優しい医者なのだろう。
私はすぐに泣いた。
「遺体を見るのは辛いでしょう」
お医者さんがシーツを被せた。
「思い出は彼と共に焼いて忘れなさい」
この一言で私は立ち直れたのである。
【解説】
臓器全部売っぱらって死体は軽くなった。
早く証拠を消すために燃やさせた。
(引用:http://matome.naver.jp/odai/2136764499938505901)
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