34: 本当にあった怖い名無し 2016/01/18(月) 10:38:58.91 ID:ijzUn5s50.net
銀行マンみたいな七三にしたおじさんだった。
「どうしました?」とおじさんは小さい声で言った。
弟は泣きながら「カーチャン……カーチャンの豚汁食いたい……」
と言うのが精一杯で動けなかった。
七三おじさんは弟に「行きましょうか。」
と言い、弟は七三おじさんは自分を連れて行く気だと諦めて気を失った。
次に弟が目覚めると車の音が微かに聞こえていた。
七三おじさんは「右側○号線だけど、私はここまでしか出来ないから、後は……頑張って」
と森の中に入っていった。
弟は結局さらに一日かけてじわりじわりと身体を引きずり道路に出て、通りすがりの車に発見され、病院に搬送された。
一応、警察には七三おじさんの話をしたが 話を聴いた
警官は「あー……その人ね、たまに出るんだよ。もう20年前くらいの人だから」と言われた。
七三おじさんは樹海で自○した人らしいのだがたまに人助けをする霊だった。
弟は若干足が不自由になったが、今は真面目に働いている。