奇妙な話

【奇妙な話】壁の向こうで聞こえた足跡についていこうとしたら母親に怒られた

219: 本当にあった怖い名無し 2015/05/19(火) 20:47:04.02 ID:5p18c3DE0.net

子供の頃の話。

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弟・小1 私・小3の春~夏にかけて
家の脇にある細道・・・と言っても、家と塀の間は猫の通り道で
子供の自分たちも、横を向いてやっと通れるような隙間。
ここを不定期に誰かが通っていた。
時間は夕方。弟と母の帰りを待っていると、壁の向こうを何人かの人が歩いていて
(足音がズッズッと聞こえる)
いっしょにシャンッシャンッという金属音が聞こえていた。(今思えば錫杖 ?)

怖くは無くて、弟と「あんな細いところなんで通るんだろね?」と不思議だった。
母に言ったが、笑って取り合ってくれなかった。

ある日、母がいる時に聞こえてきたので
弟と二人で「ほらほら!お母さん、この音だよ!」と言ってみたが
母には聞こえなかった。
これまた、怖いより「悔しい」だった。
あんまり悔しくて、「なら見てくる!」と母に言ったら
何時も怒らない母が「駄目!絶対駄目!!」と叫んだので、この話はしなくなった。

その後何も無く、今まで生きてます。
なんだったんだろな~~~あの音。

 

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