俺は特別霊感はないんだが引っ越してきてからなんか嫌な感じがして独特の匂いもするしで落ち着かなかった
母親は特に何も感じないみたいだった
俺は基本家にいるのが好きなインドア派だったのになんか毎日帰りたくなくて時間潰して帰ったりしてた
家が原因ではないと思うが一時期鬱状態になって性格が変わったような攻撃的になるようなときもあって苦しい毎日が続いてた
それでも心療内科通ったり何とかそれなりに過ごしてた
ある日俺が住んでたのは一階だったんだけど二階の住人(3、40代の夫婦)の奥さんが訪ねてきてうちがうるさいと言ってきた
一階だしあまり家にいないし特にうるさくしてなかったので気を付けますとか言って面倒な騒音トラブルとか本当にあるんだなーって思ってその時は済んだ
少ししてある日朝5時くらいにピンポンが鳴ってうるさい!って奥さんと旦那が来やがった
俺は寝てたし親も起きたばかりの時間
意味がわからないしその夫婦も目がちょっとヤバい感じがして奥さんは「騒音のストレスで包丁持ち出したりしたら怖いから~」とか言っててさすがに怖くなった
どうやらその夫婦は隣にも上の階の住人にも同じ事をして回ってたみたいで
一度二階に上がる事があってその夫婦宅を見たら部屋の前に洗濯機や掃除機や粗大ゴミがたくさん・・・
異様な光景で怖くなってそれ以来あまり取り合わないようにした
そのあと母親が暴言を吐かれたりやばかったので引っ越した
引っ越したらだいぶ気分も落ち着いたし攻撃的な性格も憑き物が落ちたみたいにおさまった
あとあとわかったんだがその土地は旅の途中で死んだ人や馬や牛などを放置?する塚があったみたいで300人以上の骨が見つかったとからしい
立地もいいのに家賃安いし長く住んでる人が少なかったしその塚の地縛霊のようなものが成仏できず居るせいだったのかなと思った
近くにその弔い?のお地蔵さんがあったんだが方角的に俺の部屋はお地蔵さんに近かった
上の人は精神的に明らかにもうやられてた
うるさく聞こえたのは精神的なものなのか霊が何かしたのかはわからんが・・・
色々飲まれる前に引っ越して本当に良かった