地元の人たちが参加する小規模な祭?のようなイベントのお手伝いとして、友達と2人で参加しました。
開催場所は地元のお寺で行われました。私たちは、下っ端だったので雑用を任せられていました。
イベントも終わりに近づいてきたので2人で跡かたずけをしていると、運営の方からトイレットペーパーの交換を頼まれました。
そこのお寺にはトイレが一つしかなく、さらにトイレの中の小部屋の数は2つで、1つは水が詰まっていて使用できなかったのでトイレはとても混んでいたと思います。
トイレの前でトイレットペーパーの用意をしていると、おばさんが話しかけてきて「さっきから、10分以上ずっと誰かが入ってるんだけど他にトイレは無い?」と言ってきたので、お寺の外にトイレがあったのでそこを進めました。
確かにトイレには誰かが入っており、トイレットペーパーの交換ができませんでした。
運営から頼まれたということもあり、私たちはトイレットペーパーを交換するためにトイレの前でずっと待機していました。
途中から、「こんだけ長いことうんこしてる人の顔を見てみたいwww」という気持ちになり、トイレの入り口の少し離れたところからずっと誰かが出てくるのを監視してました笑
悪ノリでの監視だったのですが、誰が入って誰が出てくるのかをずっと見ていました。
続きます。
しかし、いつまで経っても誰も出てきませんでした。
「中で人が倒れていたらどうしよう!?」と少し不安になり友人と声をかけることにしました。
友人が「入ってますか?」と聞くと、トイレの中からおばさんぽい声で「入ってまぁ~す」と言っていたので安心しました。
また元の位置に戻り監視していたのですが、やはり出てこなかったので、友人が「覗いちゃう?笑」と言い出し、下の隙間から覗くことにしました。
すると、トイレの中は真っ暗で足が見えませんでした。
一瞬「え?」となりましたが、「両足をあげてトイレしてるんだ!そんな体制じゃ出るものも出ないだろうwww」という解釈でその場は終わりました。
けど、それから20分以上経ってもやっぱりおばさんは出てこないので、たまたま通りがかった運営の方に事情を説明して声をかけてもらうことにしました。
運営の方が「大丈夫ですかー?」と聞いたのですが、返事が帰ってきませんでした。運営の方々が集まってきて「これは緊急事態なんじゃないか?!」と上から中を覗いてみることにしました。
唯一の女性だった私たちに中を覗くように頼んできたのですが、ビビりまくっていた私たちは無理だと言って断りました。(おばさんが中で死んでいるものだと思っていたからです笑)
そこで運営の方がトイレの壁をよじ登り上から中を覗いたのですが、そこには誰もいませんでした。
「中からしっかりと鍵がかかっていたし、私たちはずっとトイレの入り口に居たので人が出てきたらわかります!!
第一、声をかけたら返事が返ってきたのを2人で聞きました!」と訴えたのですが、運営の方々はその事をうやむやにしてその日のイベントは終わりました。
たぶんあの感じは、このお寺ではよくあることだったんだなと今になって思います。
納得がいかなかった私たちは、裏口がないことなどを確認した時に、トイレの真裏に墓地があることに気づき 泡を吹きそうになりました笑
それに、足があるかを確認した時に気づかなかったのですが、そのトイレは洋式便所ではなく和式でした笑