怖い話

【怖い話】有名な『ハーメルンの笛吹き』の童話の本当は怖い話

11: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/07(月) 21:32:29

ハーメルンの笛吹き。

175

130人の子供が、ピエロみたいなカラフルな服を着た笛吹き男に連れられて「失踪」。

「子供」がハーメルンから居なくなった事件自体は史実だけど、詳細は謎のまんま。
居なくなった「子供」がどうなったか語られていないだけに、不気味で後味が最悪の話。

 

12: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/07(月) 22:59:30

こっからは漏れの妄想を含むんで軽く聞き流すつもりで頼む。

事件の資料として一番古い、ハーメルン市の記録と
ステンドグラスから想像する。
ハーメルン市の記録は
「我らの子供達が連れ去られてから10年が過ぎた」
ステンドグラスは
「1284年、聖ヨハネとパウロの記念日
6月の26日
色とりどりの衣装で着飾った笛吹き男に
130人のハーメルン生まれの子供らが誘い出され
丘の近くの処刑の場所でいなくなった」

教会のステンドグラスっていうのは作り手が物語性や宗教色を込めて
作っている筈だ。
そして真実をありのまま描いては忌まわし過ぎる場合、「検閲」され
暗喩として作られるだろう。

「130(13じゃないけど、連想させるよね)人」、「丘」「処刑場」。
連れ去られた、とは言うけれど、本当は死んだり、死ぬとわかりきった
場所に送り出したのではないのか。

今のところ信憑性が高いと言われる殖民説は、ちょっと違和感を感じる。
殖民として送り出したとしたら、新天地で生きているかもしれない子供
たちの比喩にしては「死」のイメージが濃すぎる。

 

13: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/07(月) 23:03:29

ここから漏れは、「新手の少年十字軍」説を推す。
1284年といえば十字軍も末期、ローマ教皇庁が十字軍がどれほど腐ってるか
知るようになってる頃だ。
狂信者(あるいは宗教心に漬け込んで人身売買を目論む外道)に煽られて
「十字軍」として子供たちが去っていったとしたら。
そして残された大人に、十字軍の屑っぷりを知る者が居たら。

子供たちの悲惨な末路を想像できただろう??
だから、扇動した奴はピエロみたいな巫山戯た格好をしてて、宗教色たっぷりに
死のイメージを当て嵌めた絵になるんだ。
真実をありのままに描けないのは、残された大人の罪の意識だ。

たとえば悲惨さを想像できたのに、止めてやれなかった。
たとえば生活の困窮から、我が子を売ってしまった。
たとえば親まで宗教かぶれで積極的に送ってしまった。

親まで宗教かぶれだった場合は一番悲惨だ。
後になって知識のある人に教えられ、信仰に殉じさせるつもりが
自分の手で我が子を生き地獄に送ってしまったと知ったら。
ありのまま受け入れる事も、告白する事も耐えられないだろう。

 

14: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/07(月) 23:12:54

もうひとつ信憑性が高いといわれる「集団での事故死説」。

確かに悲劇かもしれないけれど、忌まわしくないんだ。
暗喩にして真実を伏せなきゃいけない話じゃない。
むしろ「??の山の××には近付くな」なんていう教訓を
正確に残さなきゃいけない話なんだ。

事故ならこんな物語は残らないだろう。

 

15: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/09(水) 16:00:26

11-14
これは結構有名だな

関係ないけど、昔NHKか何かでこのアニメがやってて、トラウマになったわ

 

18: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/13(日) 01:48:20

>>11
へぇ。
ハーメルンで子供がいなくなったのって、史実だったんだ!
完全なる作り話かと思っていたよ。

その資料とステンドグラスの話、気になるね。
面白い。
他にも知ってることがあれば、もっと聞きたい。

大量病死とかはなかったのかな?
あれ、でも処刑場だもんね…違うか。
なんかペスト大流行とごっちゃになってしまった。

 

23: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/17(木) 13:31:46

>>18
そういう説も、あるにはあるみたいね
阿部謹也さんの本にも出てたけど、あまり有力ではない説のようで・・・
確かに全くの空想にしては生々しすぎるし、
日にちを数えるのに、ハーメルン事件以降、などと分けるような
理由にならないしなあー

>>12
もしかして、処刑しちゃったんだったりして・・・
すみません、言ってみただけです

 

20: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/13(日) 20:15:22

>>18
ご指摘の「伝染病」は、説の一つとしてあります。
「ペスト患者を引率して隔離先に連れて行く、その暗喩ではないか」と。

確かにこれなら、濃厚な死のイメージとともに描かれるのは納得がいきます。
暗喩にしているのは、自分達が助かるために子供たちを「見捨てた」
後ろめたさがそうさせたのだ、と説明できます。

この説があまり支持されていないのは、年代が合わないから。
ヨーロッパでペストが猛威を振るうのは1340年代からです。
そして「伝染病患者を隔離する」ことで感染拡大を防止できることに
人類が気付いたのは、まさにこのペストの猛威の時でした。

弾圧されていたイスラム教徒が、ペストにかからなかった

監獄に隔離されて、患者と接しなかったのが良かったのでは?

じゃあ異国からやってきた奴、発病しないことが確認できるまで検疫エリアに隔離しようよ

ペスト減ったよ!

 

19: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/13(日) 02:09:02
ディズニーのハーメルンの笛吹きの子供たちは最後遊園地的なところで幸せに暮らしてたな。

 

21: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/13(日) 21:33:51

伝染病の感染防止としてではなく、偏見や忌避による隔離は
ハンセン氏病の患者に対して行われてきました。
笛吹き事件よりも何百年も昔から、ずっと。

外見が大きく、醜く変化する病気が、沢山の「子供たち」に
発生したとしたら、隔離したかもしれません。
正確に病気として記録されないのは、ハーメルン市全体に
偏見と迫害が及ぶのを避けるため、と説明できます。

そうなると子供たちを襲った「病気」は何だったのか?
ハンセン氏病だとしたら、100人以上も集団感染するとは考えにくいです。
現在、ハンセン氏病の伝染力は非常に低いことがわかっています。
(らい菌が体内に入った場合、95%の人は自然免疫で発症を防いでしまうとのこと)

 

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