奇妙な話

【不気味な話】自分からの着信

435: 1/5 2009/11/10 06:48:40 ID:VunZZFC5O

20140103f
 

弟が友達と四人で「着信」(着信アリではない)という心霊系DVDを
見ていた時の話を投下します。

引用元: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?230


その着信というDVDは、携帯にまつわる怖い話をいくつか集めたDVDで、
可もなく不可もない内容だったらしい。

そのうち、友達の一人が寝てしまった。
多分、つまらなかったのだろう。

弟が、次のDVDを見ようとしたとき、弟の携帯が震えた。

それは着信だった。

弟はベタな悪戯だと笑いながら、友人達に「今俺に電話してるの誰?」と聞いた。
しかし、友人達は口々に俺じゃないと答えた。

それもそのはず、彼らの携帯は全てテーブルに置いてあり、誰も触ってはいなかった。

あれ、と弟は異常な点に気付いた。

今かかってきているこの番号は、自分の携帯の番号だったのだ。

436: 2/5 2009/11/10 06:50:06 ID:VunZZFC5O
「え、これ悪戯?」
「違うだろ…」
「ヤバいんじゃね?」

にわかに騒ぎだし、友人の一人が自分の彼女に電話した。

「今ヤバい事起きてるんだよね」

すると、ブチッと通話が切れた。
普段、電波が三本立つ部屋なのにも関わらず。

たまらずに、弟も彼女に電話した。

今度は問題なく通話が出来た。

しかし、彼女の声に被さるように男の声がボソボソ聞こえる。

「お前、今周りに誰か居るの?」
「誰も居ないよ…」
「でもお兄ちゃんとかお父さんとかさ」
「だから、誰も居ないってば…」

弟はその男のかすかな声を注意深く聞いた。

すると、その声はこう言っていたのだ。

「助けて」、と…。

437: 3/5 2009/11/10 06:51:08 ID:VunZZFC5O
弟は流石に気味が悪くなって電話を切った。

すると今まで寝ていた友人が急に目を覚ました。

とても青ざめた顔をしていたので「どうした?」と聞くと一言。

「夢の中で変な男に呼ばれた。あれは死人だ」

軽くパニックになった弟達は、知り合いの霊能者に電話し、今すぐ静岡県内では有名な
神社に行って身代わりのお守りを貰って来るように指示を受けた。

早速、弟らは四人揃って神社へと足を運んだ。

もちろん、道中もずっと自分の番号から着信が途絶えなかった。

しかし、その有名な神社の鳥居をくぐった瞬間、鳴り止まなかった着信がパタリと止んだ。

438: 4/5 2009/11/10 06:52:07 ID:VunZZFC5O
「助かったあ」
「早くお守り買おうぜ」
「そうしよ」

弟らは「身代わり」という刺繍の入ったお守りをそれぞれ購入し、ようやく一安心だとため息をついた。

今日は早く帰って寝て忘れてしまおうと、足早に神社を去っていく。

そうして鳥居を出たその瞬間、再び携帯が震えだした。

全員の背筋を悪寒が走った。

弟も気持ち悪くなったが、強がりで「お守りがあれば大丈夫だ」と言うと、友人らも
その気になり少し落ち着いた。

「ああっ!」と一人が叫んだ。

「どうした?!」
「これ見ろよ…」
その友人はてのひらのお守りを見せた。

そこには「身代わり」という刺繍なんて最初から無かったかのように、文字が消えてなくなっていた。

着信は鳴り止まなかった。

439: 5/5 2009/11/10 06:53:02 ID:VunZZFC5O
「お前それガチでヤバいだろww」
「正直洒落にならんかったもんww」
「お守りの字が消えるとかありえねーよw」
「ほんとにすうって消えたんだよ。不思議だったなあ」
「で、どうなったの?」
「電源切って寝た。あとは知らないw」
「ちょwww」

皆さんも気をつけて下さい。

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