怖い話

【不可思議】親父の家は郵便局をやっていたんだが・・・

387: 親父から聞いた話 1/2 03/06/13 17:06
2
親父の家は田舎で郵便局長をやっていた。なので、中学生の頃は夜中に電報の配達とか、
しょっちゅう行かされてたわけだ。その日も午前0時ちょっと前に叩き起こされて、隣の部落の
家までチャリで電報を届けに行った。

 


引用元: 洒落にならないくらい恐い話を集めてみない?part41

387: 親父から聞いた話 1/2 03/06/13 17:06
怖くないんでビギナースレの方がいいかな、と思いながら書いてみる。

親父の家は田舎で郵便局長をやっていた。なので、中学生の頃は夜中に電報の配達とか、
しょっちゅう行かされてたわけだ。その日も午前0時ちょっと前に叩き起こされて、隣の部落の
家までチャリで電報を届けに行った。

未舗装の渓谷沿いの道を必死に走っていると、先の方の崖っぷちに女性が川を見つめながら
立っていた。崖から下の河原まで20m位高さがあるから、危ないなぁ、大丈夫かなぁと思った
そうだ。通過するときにチラリと見てみると、袖のない真っ白な服を着た、髪の長い女性で
美人な感じだったらしい。

電報の配達は一刻を争うので、そのまま声をかけずに配達先に向かった。届け終わって
また同じ道を戻って来るときには、もうその女性は居なかったそうだ。翌朝、夕べ届けた電報が
配達先のご主人が出張先で急死したことを知らせる電報だったと、母親から聞いた。

それからしばらくして、また夜中に電報を届けに行った。今度は南の方の二つ先の部落で、
片道30分はかかる。親父は憂鬱になりながら、渓谷沿いの道を走った。ふと、先の方に
女性が立っているのが見えた。いつかの夜中に見た女性を思い出しながら近づくと、
やっぱりその女性は長い髪の美人で、川をじっと見つめていた。

通過するときにやっぱり気になって、ちらりと見ると、着ている服は袖のない服だったが、
少しだけ灰色がかって見えたそうだ。その時も、帰り道ではその女性は既に居なかった。
翌朝、届けた電報はやっぱり人の急死を伝える物だったと知った。

 

388: 親父から聞いた話 2/2 03/06/13 17:06
同じようなことが二度重なり、親父は怖くなったそうだ。そんな矢先、三日もしないうちに
また電報を届ける事になった。今度は早朝の、明るくなりかけの時だった。またあの女性に
逢うんじゃないかと不安に思いながら、親父は渓谷沿いを走った。しかし女性は居ない。
安心してすっかり辺りが明るくなった道を戻って来るとき、やっぱり女性が立っているのが
見えた。

相変わらず川を向いているのは一緒だが、今度は黒に近い服を着ていた。親父は怖くなって、
チャリを必死にこいで一気に通過しようとした。女性の脇を通る瞬間、やっぱり気になって
横目で見てしまった。と、女性は親父の方を向いていて、うつろな表情と目が合ってしまった。
その顔は何ともいえない、生きている人とは思えない顔だったらしい。

それから親父は配達が怖くなって、しばらく弟に代わってもらったらしい。渓谷沿いの道は
一本しかなく、別な道を通るわけにはいかなかったそうだ。幸い弟はそんな女性は見ずに
済んだそうだ。

……懐かしそうに一通り話し終わった後、親父はこう付け加えた。
「不思議に思うんだが、外灯もない真っ暗な道で、何であんなにはっきり見えたんだろうな。
それに、最初は青白いっていうほどの服の色だった。よく覚えたないが、手も青白かった
気がする。同じ人かどうかは、断言できないが、目が合ったときの顔は今でも忘れられない
し、その時の顔は、土気色っていうのか? 濁った肌色だった。周りが明るかったせいかな」

さっきファミレスのトイレ行ったらさwwwwwwwwwwwwww
【閲覧注意】2ちゃんねるの怖い話教えて
【洒落怖】竹林で・・・
【有名な怖い話】八尺様
【有名な怖い話】鹿島さん
【心霊体験】山にまつわる怖い話 -西瓜-
【閲覧注意】いじめられっ子の復讐 -サンドイッチをカツアゲしたら・・・-

-怖い話
-,

Copyright© 2ちゃんねるのこわーい話まとめ|怖い話・都市伝説まとめ , 2024 All Rights Reserved.