という話をしていたので、ぶつかったりしないのか?と聞くと、そのルートに立ってたことがあって、モワッと生暖かい感じがしたら、そのオジサンが背後から来て自分をすり抜けて行ったという。
霊と重なると生暖かいらしい。
ドライブに行った先で友人としゃべっていたら、犬の霊がいたんだが、その犬が突然走ってきて、友人の足に噛みついたんだそう。
友人は見えてないのに「ウワッ!」と叫び「足に何か変な衝撃が…」と言ったらしい。
俺は「お前はなんで、それがすぐ霊だってわかったわけ?」と聞いたら、周りの景色の色に比べて何か暗い感じがするから霊だってわかるんだそう。
前に書いた、風呂場に住み着いた女の子は、見た目がかわいいので、名前をつけていたんだそう。(そういうのは、絶対アカンと思うのだが)
「そんなダダこねたら、そこの○○ちゃんが馬鹿にするぞ~」とからかったら、息子が、
「○○ちゃんなんていないじゃないか!そんな子供はいない!」
と強気に反論したんだそう(そりゃそうだ)。すると、そのかわいい女の子の顔が物凄い形相になり、およそ人間の女の子ができないような表情になったんだそう。
「流石にその顔はどうかと思った、ちょっと怖かった」と言っていた。
運転中よく霊を目撃するという話をしていたので、どんな感じかと聞くと、血だらけとかそういうのは全くないけど、白装束率は高いとのこと。
でも普通の格好の人も結構多いと言う。
「で、なんで霊だって確信をもつわけ?」と聞くと、服がどことなく汚い感じがするのと、全体的に色があせた感じがするとのこと。
ちなみに、霊は夜出てくるというイメージがあるけれど、遭遇率的に、時間帯は全く関係ないからと言われた。
血だらけの人は全く見たことがないとも。
何故か家までついてくる霊がいるけど、気が付いたらいなくなっているらしい。
自宅の階段にいつも座っている霊がいるとの話で、何の害もないというのだが、
「見えてない家族はどうしているのか?」
と聞くと、普通に重なってしまってるけど、そこで皆よく転ぶので、その霊が座っている階段の部分はキズだらけだという話。
真夜中に目が覚めて窓を見たら、窓の外に黒い影があった。
その影がニュッと伸びて、息子の描いた家族の絵に向かっていって、その絵の中の息子の絵の首を絞めるような感じになった。
すると横で寝ていた息子がうめき声をあげた。
金縛りで動けなくて何もできなかったらしいが、別に息子は今でも何ともない。
聞いた話で印象に残っているものです。
この話をすると話をした相手に怪奇現象が起こるというのがあったんですが、ヤバそうすぎて、やめてもらいました。