夜中に目が覚めて、生まれてはじめて金縛りになった。
これが金縛りか!と本当に体が動かないことに感動してたらそこで目が覚めた。
まさかの金縛りにあう夢だった。
なんだよ夢かよ!と思って、スマホで時間を見ようとしたら体が動かない。
まさかの現実でも金縛りになってた。
とりあえず今が何時なのか知りたいんだが体が全く動かない。
しばらくもがいてたら、なんとか体を動かせるようなったんで、スマホに触れた。
その瞬間、また目が覚めた。
え、今の夢?って体を起こそうとしたら、また体が動かない。
時間が経てば金縛りも解けるだろって思って、唯一動く目を動かしてきょろきょろしてたんだが、だんだん怖くなってきた。
真っ暗な中にいるとどんどん不安と恐怖が増してきて、明かりが欲しくて仕方なくなってきた。
金縛りが解けることを心の中で何度も願ってたら、金縛りが解けた。
すぐ横に置いてあったスマホに触れて画面の明かりをつけた。
明かりがついたら不思議と少し安心したんで、この体験を誰かに伝えたい気持ちが出てきた。
で、友人にLINEで「変な夢見た!」って送ったんだ。
そこで安心して俺はまた眠った。
続く
続き
そしたら夢を見た。
やたら長い廊下で足を掴まれて引き摺られる夢。
誰に引き摺られてるのかはわからなくて、誰でもなかった気もする。
仰向けだったから、床に触れてる背中と尻が摩擦で熱くて痛いような気がした。
で、目が覚めた。
うわ、また変な夢見ちゃったよと思ってたら、突然足が引っ張られた。
悲鳴こそあげなかったけど、怖すぎて俺半泣き。
何故かこのベットから引き摺り落とされたらやばい!って思ったから必死にしがみついてた。
で、そこで目が覚めた。
もう恐怖はピークだった。
早く出たい!ここにいたくない!って半分パニックになってた俺はすぐさま部屋から出た。
実家暮らしなんで、俺の部屋は2階でリビングが1階にあるんだ。
駆け足で階段降りてリビングに入ったら、かーちゃんがいた。
かーちゃんに見た夢のことを話したら、恐怖が伝わらないのか、微妙な表情で適当に返事された。
わかってもらえないことにイライラしたんで、部屋に戻りたくなった。
でも一人じゃ怖いから、俺の部屋が大好きな飼い猫と一緒に部屋に入ることにした。
にゃんこは、いつもは率先して入っていくのに今日は部屋の前で止まって、入ろうとしない。
何かがおかしい、やっぱり良くないものが部屋にいるんじゃ…
そこで目が覚めた。
もう俺は自分の部屋から出ることしか考えられなかった。
夢なら覚めろと思って何度も何度も自分の顔を叩く。
痛みを感じたことに安堵して、急いで部屋から出た。
その瞬間、目が覚めた。
尋常じゃない体の怠さを感じて、ようやく本当に目が覚めたことを確信した。
また眠りそうになったけど、気合いでなんとか起きた。
自分の部屋が怖くて仕方なかった。
特に足元が怖かった。
スマホだけ持って急いで部屋から出た。
リビングでLINEを開いて見てみたら、誰にも送ってなかった。