その男はとても酒癖が悪く、その日もかなり酔っていた。
そして一緒に飲んでいた親友のAとつまらぬ事で喧嘩し、我に返った時には親友は冷たくなっていた。
男は警察に自首する勇気もなく、バレないように死体を山に運び、そこに穴を掘って埋めた。
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?103
その男はとても酒癖が悪く、その日もかなり酔っていた。
そして一緒に飲んでいた親友のAとつまらぬ事で喧嘩し、我に返った時には親友は冷たくなっていた。
男は警察に自首する勇気もなく、バレないように死体を山に運び、そこに穴を掘って埋めた。
その晩から、男は変な夢にうなされることとなる。
ふと気づくと自分は穴の中にいた。
でようとするが、とても手が届きそうに無い。
するといきなり頭上から土が降ってきた。
降ってきた方を見ると、そこに親友の姿があった。
親友は黙々とスコップで穴に土を入れていた。
男は必死に「すまない。ゆるしてくれ。」と親友に向かって叫んだ。
親友は笑いながら(顔は真っ暗で見えなかったが、何となくそんな気がした)
「自首して、俺を土の中からだしてくれれば許してやる。」と言った。
そこで男は目を覚ました。
体中に汗をびっしょりとかいていた。
男は、自分が罪の意識に苦しめられてると思ったが、とても自首する気にはなれなかった。
しかし、その晩は昨晩の夢と少し違い、足首のところまで土で埋まっていたのだ。
男は足首を出そうとしたが、なぜか足が動かない。
上をみると親友が昨晩のようにスコップで土を入れていた。
親友は昨晩と同じ事を言った。そしてまたそこで目を覚ました。
次の晩も、またその次の晩も同じ夢を見た。
ただ一つ違っていたのは、だんだん土の嵩が増しているという事だ。
男は、このままでは自分は埋められて死んでしまうのでは、と思い、とても脅えた。
そしてついに土が首まできた。
男は目を覚ますと、次に夢を見た時が自分の最後だ、と思った。
男は死の恐怖と罪の意識から、とうとう自首することにし、警察に出頭した。
そして警察と共に山へ行き、自分が埋めたと思われる場所を掘ってもらった。
そして、その穴からひどく痛んだ遺体が姿を現した。
男はひざまずき、泣きながら親友に謝った。
遺体は鑑識にまわされ、男は刑務所に入れられた。
男は刑務所には入れられたが、これで安心して眠りにつくことができる、と喜んだ。
体は全て土に埋まっており、辛うじて首を動かし上を見ると、そこには親友がいた。
親友は再び土を入れ始めた。
男は叫んだ。「約束が違うじゃないか。俺は言うとおりにしたぞ。」
親友は悲しそうな顔をしながら、男に土をかけ続けた。
次の日の朝、事件担当の刑事が、牢屋の中で息絶えていた男を発見した。
死因は窒息死だった。
刑事は頭を掻きながら、まいったな、と呟き、さらにこう続けた。
「これじゃあ、Aの死体がどこに埋まっているかわからねぇじゃねぇか。」
さっきファミレスのトイレ行ったらさwwwwwwwwwwwwww
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