僕の友人が千葉の検見川から市川の行徳に引越した。
季節は夏、八月の晴れた日、彼の新居を訪ねた。
2階建てのアパート、そう新しくはない。
2階の階段から一番奥の部屋。
中には友人の他に、当時彼が付き合っていた
女の子も遊びに来ていた。
僕らは3人で普通にお喋りを楽しんでいた。
「お前、今日生理?」
と尋ねた。
「ううん、違うよ。」
と彼女。
そのときは何も気にしなかった。
彼女がそのうち会話に参加しなくなってきた。
「どうしたの?」
と友人が問うと、
「寒い・・・」
と、彼女が答えた。
夏の昼なのに?
冷房だってロクに効いちゃいない。
僕は変に思ったが、夏風邪で寒気が
するのだろうとも考えた。
最初はあまり心配していなかった友人も、
長袖のダンガリーシャツを彼女に貸し、
暖をとらせた。
それから暫くしてからだった。
うつむいて、見れば何かブツブツと言っている。
僕と友人が彼女に近づくと、
うまく聞き取れないけれど、
・・・それは彼女の声とは別人、
それも男性の声だった。
僕と友人は瞬時に状況を悟った。
そして、なんとなくというか、2人が部屋にある
姿見鏡に視線を移すと・・・知らない男が彼女の後ろ、
そこに映っていた。
もう一度、彼女の方を見る。
男はいない。
鏡を見る。
やっぱりいる・・・。
そして互いの顔を見て
『これはマジでヤバイ』
と、口に出さずとも確認した。
とにかく。
ここから逃げなければ。
彼女をこの部屋から早く出さなければ。
でも、女の子の力じゃない。
必死の力で部屋から引きずり出し、
何とかアパートの外まで彼女を
運び出した。
すると彼女は脱力し、気を失った。
友人はそのアパートから、すぐ引越した。
あの時ばかりは本当に危険を感じた。
さっきファミレスのトイレ行ったらさwwwwwwwwwwwwww
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