人間の怖さ

【恐怖体験談】学校の帰り道で遭遇した婆さん

俺が小学生の頃の話。

20161121c

11: 本当にあった怖い名無し  ID:

俺が小学生の頃の話。
友人と3人で帰り道を帰っていたときの事
丁字路の両側からやたら臭い婆さんと鉢合わせした。
俺らはとくに気にしてなかったんだが(臭いけど)
いきなり婆さんが「あんたら! その道はあぶないよ!」といきなり捲し立ててきた。

俺らはビビって「すいません!」と謝ったんだが
どう見ても右側を歩く婆さんが危ない。
気遣ってくれたにしてはぶつぶつ何か言っているし、そもそも捲し立てるほどではない。
「おばあさんが右側だから危ないですよ」と頭の良かったF君が恐る恐る言うと

「あんたらが危ないのおおお!!!」と叫んだやいなやなぜか俺を杖で殴った。
完全にびびる俺らを睨み付けて「あたしゃ市役所で働いてんだ! いのち係を任されてるんだよ! だから言うこと聞けえええええ!!!」

と叫びながらまた杖で殴ろうとしてきたんで走って逃げた。

 

 

12: 本当にあった怖い名無し  ID:

半べそかきながら家に帰ってその日はガチガチに震えてたんだけど、まあ市立小学生のガキなもんだからケロッとして学校へ行ったわけだ。
だが、3日たった帰り道。
またその婆さんに会った。

あの日のような格好でまた「あんたらの歩く道は間違ってる! 危ない!」と捲し立ててきたが
さすがにFくんも察したのか「いいから無視しよう」とそのまま早歩きで歩いて俺もそうした。

すると「いのち係の言うこと聞けえええええ
!!!!」とまた追っかけてきたんで
俺らは走って逃げた。
長い坂道を俺らは歩道、婆さんが右側の路側帯を走る何とも言えない逃走劇を繰り広げていくと
婆さんは「まったくいのち係を云々」とか言いながら自宅らしき家に入ってった。

 

13: 本当にあった怖い名無し  ID:

その自宅がヤバく臭い。

よく見ると犬の糞を階段に並べるか撒き散らしてあった。
もうその帰り道じゃなくて道を変えたんだけど今思えばあれが痴呆の婆さんだったんだな
奥さんらしきおばさんも婆さんを引っ込めるように入れたし
犬の糞も実は婆さんのじゃないかとビビりまくってた。

それから一ヶ月くらい婆さんが夢に出てきて生きた心地しなかった
とりあえずおわり

 

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