自分も呼ぶ体質?らしく、自覚がないのに周りの友達から「おばあさん、おじいさんが見える」だの「動物か何かいる」とよく言われました。
(複数人、霊感のある友人に)
祖母はかなり信心深く仏の釜の飯を必ず最初に備え、それを戴くような家だったからかもしれない。
家に入るとなんか感じるらしかったです。
高校の修学旅行に行った時の話で、泊まった古そうな旅館がいわくつきで裏に底無し沼があり、昔に事故があったのか、石碑のようなものが建っていました。
泊まった部屋の窓を開けると沼が目の前で、鬱蒼とした緑に囲まれていました。
夜になって怖がらせるために仲間が怖い話をし始め、そろそろ寝ようかってときに霊感の強い友人が、どうしても押し入れの側は嫌だ、襖に黒い影が見えて、男の人が立ってると言い出したのでニブイ私は、じゃあそこに寝るよと、押し入れを左側にして布団に入りました。
しばらく寝てたらなんか気持ち悪く感じて起きてしまい、薄目を開けると黒いコートを着て帽子を被った男らしい人影が足元の壁に見えたのです。
起きようとするけど身体が動かない。声もでない。
霊感とかなく、もちろん金縛りは初めてだったので、すごく怖くなり目をつぶって「成仏してください、ナンミョウホウレンゲキョウ」と心で念仏を唱えました。
壁にかけた服がそう見えるんだと言い聞かせて唱え続けたら、いつのまにかそのまま眠ってしまいました。
つぎのひ。朝になって布団を仕舞おうと襖を開けたら
押し入れの壁に草刈り鎌が刺さってました。
みんな大騒ぎになりました。
鎌は旅館の物で紛失してたらしく、なぜそんな所に刺さってたのか、旅館の人も不思議がってました。
実話です。