【怖い話】8Fの内科病棟での出来事

629: 本当にあった怖い名無し 2015/12/29(火) 19:22:17.32 ID:hbc4EhUm0.net

そんなに怖い話じゃないんですが、おばちゃんの
不思議なお話しを聞いてください

KC3Z0036

10: 本当にあった怖い名無し 11:53:10 ID:2OFw7Ibf0

 

もう、20年くらい前になりますが、私は新人のナースでした。
職場は8Fの内科病棟でした。

ある時、服薬自殺を図った女性の患者さんが入院して来ました。
その方は鬱で、再度自殺をしてしまう可能性があった為
ナースステーション付近の個室に入室してもらいたかったのですが
あいにく空きが無かったので、病棟の奥詰まった場所にある
2人部屋に入室になりました。
この部屋は病棟の行き止まりにあって、
必ずナースステーションの前を通らないと外に出れない場所でした。

また、同室の入院患者さんは、重めの認知症のおばあちゃんで、
いつもベッドの上にコンパクトに正座をして
話しかけてもニコニコするだけで、意思の疎通は出来ない人でした。

 

630: 本当にあった怖い名無し 2015/12/29(火) 19:22:47.68 ID:hbc4EhUm0.net

入室して3時間くらい経った頃だったと思いますが、
自殺未遂の患者さんがいない事に気が付きました。
まだ日勤帯だったので、スタッフは大勢いました。
私たちは2人一組になって患者さんを探しました。
外も中も、ボイラー室やリネン庫なんかも探したのですが
一向に見つかりません。

私とペアを組んだ子が
「一度病棟に戻ろう」と言ったので、
私たちはなにか手がかりが無いかと病棟まで戻って来ました。

しかし、病棟に戻っても見つかった報告も無く
「いよいよ警察に連絡するしか無い」と婦長が言い出したので
せめて、掛布団だけでも整えておこうと思い、
私とペアの子と一緒に病室に向かいました。

 

631: 本当にあった怖い名無し 2015/12/29(火) 19:23:05.34 ID:hbc4EhUm0.net

「どこ行っちゃったんだろうね~」
軽くおしゃべりをしながらベッドを整えていると
ペアの子が、認知症のおばあちゃんに向かって
「○○さんは、隣の人がどこに行ったのか知らない?」と
聞きました。

すると、認知症のおばあちゃんは
ゆっくりと窓を指さして

「そこから出て行ったよ」

と、言いました。

そう、ここは8Fなんです。
あとは書かなくても、結果はお分かりになるかと思いますが

まったく、おしゃべりのできないおばあちゃんが
なんであの時だけ意思疎通出来たのか…

今でも不思議でなりません。

 



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コメント欄
  1. 怖い話の名無しさん より:

    「あたしが・・・背中を押してあげたんだよーっ!!」

    ワーッ! キャーッ!    アハハ~・・・

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