ミクロなモンスター:昆虫の顔をアップで
ミクロなモンスター:昆虫の顔をアップで
2011年9月13日
12日(米国時間)に発売される『iPad』アプリ『Mini-Monsters』は、走査型電子顕微鏡で撮影した
昆虫たちの恐ろしくも美しい顔を見せてくれる。
科学画像を提供する英Science Photo Library社が作成したアプリで、3人の研究者たちが協力し、
それぞれが走査型電子顕微鏡(SEM)を使って画像を作成した。SEMでは光学顕微鏡の数百倍の
拡大が可能だ。
このアプリで紹介されている、200種を超えるユニークな虫たちの567枚の画像は、それぞれが
拡大可能で、説明も表示される。
2 Coccinella septempunctata(ナナホシテントウ)の飛翔用の翅[後翅](青色)は、外側の
硬くて赤い翅[翅鞘]に守られている。赤い色は、歩脚の関節から嫌な臭いの液を出すことを
捕食者に知らせる警告だ。
3 Vespa crabro(モンスズメバチ)は頭の両側に複眼を持ち、2本の触覚が左右に突き出している。
5 Dicrocoelium dendriticum(槍形吸虫)が寄生したヤマアリ。この吸虫に寄生されたアリは、
下あごが痙攣し、草の葉に何時間も噛み付いたまま動けなくなる。このアリが付いた草を
ウシなどが食べると、吸虫は新しい宿主の胆のうや胆管を冒していく。
6 血を吸うのはメスの蚊だけだ。
7 Lasius(ケアリ属)のクロアリ(トビイロケアリ)は、旧世界、新世界を問わず、北部の
温帯地域で広範にわたって生息しているが、熱帯にもいる。
9 他のシロアリと同様、Coptotermes nigerも木を餌にしている。
10 オサムシの大きなあごが見える。
11 キンケクチブトゾウムシ(black vine weevil、Otiorhynchus sulcatus)の成虫はすべて
雌であり、無性生殖の形態のひとつである単為生殖で繁殖する。脚には、滑らかな面を歩くために
使う毛の生えた吸盤[「肉盤」「褥盤」]が1組と、凹凸のある面を歩くために使うかぎ爪が1組
付いている。
13 (注意:ハエのアップ)Musca domestica(イエバエ)の頭の大部分を占めているのは、
ふたつの大きな複眼だ。それぞれの複眼は、個眼と呼ばれる約4,000個の画像形成面で構成されている。
14 (注意:ハエのアップ)ふたつの複眼がDrosophila(ショウジョウバエ)の頭の両側に
付いているのが分かる。
[紹介されている画像のうち、以下は「昆虫苦手なら開けるな危険」につき、>>2以降に分けます。
1(クモ)、4(ウジ)、8(クモ)、12(ダニ)]
(>>1からの続き)
[残りの画像]
1 ゼブラ・スパイダー Salticus scenicus(Zebra spider)のクローズアップ。8つの眼のうち、
6つが写っている。大きなふたつの眼が前部に、残りの小さな眼は横にある。眼の下にあるのは大きな
鋏角で、先には獲物に噛み付くための歯が付いている。
4 キンバエ種のハエの幼虫、つまり蛆(ウジ)は、治療手段として傷口の消毒に利用されている。
マゴットセラピーと呼ばれ、蛆の唾液に含まれている抗菌物質によって傷口を無菌状態に保つのだ。
[マゴットセラピー用の蛆は、無菌状態で繁殖させて利用する。選択的に腐って死んだ組織のみを
分泌液で溶かして食べ、健常な組織は食害しない。これによって、正確に壊死組織のみが患部から
除去される。また、同時に蛆が分泌する抗菌物質によって殺菌も行われる。2004年に米国のFDA
(食品医薬品局)によって医療用機器として認可され、日本でも自由治療で実施されている]
ハエに忍び寄るハエトリグモの一種「Euophrys」。
12 チリダニ科に属するDermatophagoides pteronyssinus(ヤケヒョウヒダニ)の体の下に付いている
8本の脚のうち6本が見える。チリダニはクモやサソリの仲間だが、肉眼で見ることはできない。
平均的な家庭では、家具やファブリックに何百万匹も生息している。
(ここまで)
すげー
CGで描かれたゲームに登場するモンスターにしか見えぬ
昆虫って、爬虫類や哺乳類とあまりにも違いすぎる。
こいつら、宇宙のどっかからやってきた奴等だろ。宇宙人だろ。
五億年前からいる立派な地球由来生物です
犬、猫は勿論、金魚や鯉にもシンパジーを感じるが、昆虫には感じない。
なんか異質なものしか感じない。
こいつらエイリアンだよ。俺たちと同類じゃないよ。
>>9
エイリアンの無人偵察機かも知れないな。
地球の歴史上、陸上に初めて進出した動物群で、脊椎動物門の両生類よりも早い
昆虫のほうが先に地球に住んでるんですけど、
しかも哺乳類や恐竜より長く、広大な地域に
やっぱ、昆虫はエイリアン。
だいたいが、血液の酸素運搬がヘモグロビンの鉄じゃなく、銅ってことが怪しい。
なんで鉄じゃなく銅なんだよ。
昆虫の視覚情報受け取って操ったら楽しそうだな
俺も複眼になりてぇー!
>>17
複眼の性能は多分、初代ゲームボーイくらいだ。
>>18
もっと悪いんじゃ無いの?
片眼4000個ってことは、半球分で63*63ドット相当の解像度か。
人間の視野分相当だと、20*20にもならんだろうから、何か動くものがあるって程度しか
わからないな。
>>45
複眼って1個辺り1画素(細胞?)なのかな
1個の目にもそれなりの画素があって
人間が2つの目で1つの映像に映るように
複眼の映像をきちんと一つの景色として合成して見てるんじゃないだろうか?
よく昔の映画とかの蜂の巣状に小さい映像が並んでるような見え方ではないように思う
>>45
そんなに画素数が悪ければ、飛びイナゴは衝突しまくりだろ?
怪獣
これがもし原寸大の大きさだったら・・・
みんな折り紙みたいに見えるな
この電子顕微鏡写真をとっているとき彼らは死体なんだぜ
みんな結構毛深いな
すっげーリアル