どこに書いたらいいか、わからないからここに書く。
どこに書いたらいいか、わからないからここに書く。
洒落にならない怖い話じゃないから、スレ違うとも思うが。
ここに書いた理由は、ここなら皆、嘘だって思ってくれるからだ。
本当の事言えばフェイクはいれてる、けど、92%位は本当の事だ。
ぼくは、父親の親戚とやらを一人も知らないんだ。
マジなんだ、唯一知ってそうな父親の母も(要するに祖母だ)も、何も一言も語らないで死んだ。
ぼくが産まれる数日前だ。
もちろん父親に聞いたって知らねえとしか返事が返ってこない。
位牌すらない、墓もない。
墓が無いので父方の祖母はとりあえず母方の墓に入れてあるが、ぼくが生きてるうちになんとかしなきゃいけないと思う。
とにかく、ぼくにとってはただ「死んだ」事以外情報はない祖父だった。
前置き長くてすまない、ここからが本題なんだ。
ある日ぼくは、仏壇の整理をしてみた、結果見たことない位牌を発見した。
なんだよ、これはと、触った瞬間わかったんだよ、これは謎だったじいちゃんだと。
なんで?なんでひた隠してきたんだよ、じいちゃん英霊じゃねーか!お国の為に死んでいった立派な軍人だったよ!
んで、以下のものはじいちゃんとの会話、しかし言葉で交わした会話ではない。
だから、異訳する形になる。
ぼく「じいちゃん、すみません。誰も教えてくれなかったから、勝手にクソ野郎だと思っていました、サーセン」
じいちゃん「そんな事はどうでもよい。俺の子孫がくだらない一族になり果てたのが悲しい。
やはりあの女とは契りを結ぶべきではふじこふじこふじ…」
みたいな内容だ。
ぼくは黙って、じいちゃんの愚痴をしばらく聞いた。
そして、とんでもない事を言われた。
「この血筋はお前が、絶やせ。息子(ぼくの父)に関しては放置せよ、地獄に行く前に生きぢごくを味会わせればならぬからだ。
息子が死んだあとは、わかるな?」
とか言われてしまいました。
さらに、父には種違いの兄弟が四人いるからこれも探して始末せよと。
マジかよ、御先祖様とか、ろくでもねえな。
んで、こっちも混乱気味だったんで、とりあえず位牌を仏壇に返して、線香あげといた。
ある程度冷静になってから、もう一度じいちゃんの位牌見ようと思ったらさ、無いの。
家族に聞いてまわったが、皆、そんな位牌自体無いって言うんだ。
でさ、怖いのは、最近になって急に、父とは父がちがうが家族であるって人が名乗り出てきたんだ。
どうすんの、これ。
ぼく、兄弟全員ぶっ殺してこの人も殺さなきゃならないの?
いやだよ、いやだよ。
でもね、最近やたら人を殺す夢見るんだよ、しかもムダに生々しいんだ。
包丁は致命傷与えるのにはかなりの力が必要だとか、日本刀は扱い方知らないとどうにもならない、銃も同様そして重い。
みたいなな。
…でも、数年後、東北で親族皆殺しみたいな事件があったら、それは、
…私かもしれないです。あははは。