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【怖い話】夜中の2時過ぎにうるさくて目を覚ましたんだけど・・・

516: 本当にあった怖い名無し 2011/08/01(月) 22:37:30.28 ID:b4Tskddb0

16才頃の話。

20150705a


当時両親が離婚し、なかなか貧乏な環境になった為
俺は高校へは行けずガテン系で働いていました。

夜8時頃、仕事から帰宅し、夕飯を用意した所で
ウトウトしてそのまま寝てしまった。

夜中の2時過ぎにうるさくて目を覚ました。
窓のすぐ外を電車でも走っているかのような
ゴオオォォーー!と言う爆音が聞こえていた。
洒落にならないほどうるさかったので
すぐに窓を開けて確認したが、何も見えない。
駅のホームにいるような目の前からの爆音
意味が分からず、しばらく外を眺めていると
電車のような音が左へ移動し小さくなっていった
その代わりに、今度はシャリーンと鈴のような音が聞こえてきた。
右方面、遠くの方から、次第に音が近付いて来るのがわかる。
段々と近付いてくる、もう…すぐそこ。
シャリーン、シャリーン

 

517: 本当にあった怖い名無し 2011/08/01(月) 22:39:14.82 ID:b4Tskddb0

今、間違いなく視界に入っているという距離感の音
何も見えない!意味が分からず、見上げたり
窓から身を乗り出す勢いで、音を放っているものを探すが
見付からない
シャリーン、シャリーン
視界には何もないが、目の前を左へ過ぎて行った。
…とにかく意味が分からん、と眠れず考えていたら
もう朝5時、そろそろ準備しなきゃと
洗顔していたら、台所の方から「○○~」と
母親が俺の名前を呼ぶ声が聞こえる。
体をくの字に曲げたまま、顔を上げずに
「なーにー?」と言うも、聞こえてないのか
何度も「○○~」と繰り返す
「だから、なーにー?」怒鳴り気味に答えるが
まだ聞こえていないのか、俺の名前を繰り返す。
ちょっとキレて「なんだよ!!!」と、くの字に曲げたまま、
顔を上げタオルで拭いながら、答えた。

その瞬間、固まった。
正面の鏡越し、俺の肩に白髪のザンバラ頭
白装束のような服で、俯いている老婆が見えた
ぐおーー!と叫んだと同時にダッシュで外に出た。

マンションを見上げながら、考えた。
母親は出て行ってるから、元々いないし
姉も寮で生活していたので
誰が俺を呼んだんだよ!と、外に出てから真っ青になった。

しばらくして、父親残して引っ越すが
忘れ物を取りに戻った時、住んでた家がとんでもなく
カビ臭い事に気付いた(苦笑)

俺が引っ越してから、父親の奇行が目立つようになり
亡くなるんだが
それはちょっとこのスレとは違うのかな

 

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