これから話す体験は実際に起きた話です。
被害者の気持を考えろとか不快だとか批判する人は、読まないでください。
私は霊感が強くて色々な霊をみてきました。勝手にみえてしまうから、これは仕方のないことです。
先日のことです。
広島県北広島町の臥龍山の登山を友達二人で楽しんでいたら、スイカ位の大きさの石がゴロゴロと上から転がってきました。
「落石かしら?でもなんだか変?」友達がほざいていると、石がどんどん近づいてきて、それが女の人の生首だとわかったんです。
「ぎゃー」友達と私は悲鳴をあげて逃げました。
私達は道の横の藪に逃げて生首をやり過ごそうと隠れ。パンパンにむくんだ気持悪い生首はゴロゴロと転がりながら
「まて~ まて~ 」言いながら道を下って行くのがみえて、ふぅー胸をなでおろしました。
「あれって島根女子大生バラバラ殺人事件の被害者じゃないの?確かこのへんで頭部がみつかったそうよ」
友達が言って私はえー!って震え上がりました。
私達は山を下りることにして、急ぎ足で下りはじめました。
すると山を一人で登ってくる女の人がいて、最近じゃ山ガールなんてのがいて珍しくないですが、なんというか感じが不気味というか
ちょっと気持悪くて、人間とは思えない程の顔色の悪さで、歩き方もキモくて変でした。
その人と会釈してすれ違いました。ところがです。
「ちょっと、まってください」背後で声をかけられふりかえると、さっきの女の人がニタァ~と笑ったと思うと
ペットボトルロケットみたいに頭だけがポーンっと空高く飛んでいったのです。
胴体のほうは血をふきながら崩れ落ちるようにバラバラになって消え
私達は恐怖で気が狂いそうになりながらも、なんとか山をおりることができました。
ネットで事件を調べると、被害者の平岡都さんの写真が出てきて、あのとき山ですれ違った女の人とクリソツでした。
私はぞっとして気分が悪くなり、とりつかれないように九字を切り払いました
今も臥龍山で都さんの霊はさまよっているのでしょうか、ご冥福をお祈りします。