603: 04/09/26 19:22:11 ID:VMTSjKyK
大学一年の頃の話です。
お金が無かった私は、大学の寮の抽選にもれ、“どう考えても安すぎ”な
ボロアパートを借りて住んでいました。引越しの時に「お札あったりして」と
探したのですが、そんなものも無く、また自分にも霊感など全く無かったので
まぁいいか、と。
部屋数も窓も少なかったのですが、比較的日当たりはよかったので、私は勉強机を
北向きの部屋・北側の窓の側に置きました。
窓に向かって座る形になり、けっこう明るい場所でした。
ある日私は、うっかりレポートの提出日を忘れていて、
徹夜で仕上げなければならなくなってしまいました。初夏の暑い夜で、
クーラーなんてない私は、窓を開けカーテンをしてレポートを書くことに。
夜中の2時をまわった頃、背後から小さな音がしました。
「カサッ」という感じの、ごく小さな音です。
ボロアパートを借りて住んでいました。引越しの時に「お札あったりして」と
探したのですが、そんなものも無く、また自分にも霊感など全く無かったので
まぁいいか、と。
部屋数も窓も少なかったのですが、比較的日当たりはよかったので、私は勉強机を
北向きの部屋・北側の窓の側に置きました。
窓に向かって座る形になり、けっこう明るい場所でした。
ある日私は、うっかりレポートの提出日を忘れていて、
徹夜で仕上げなければならなくなってしまいました。初夏の暑い夜で、
クーラーなんてない私は、窓を開けカーテンをしてレポートを書くことに。
夜中の2時をまわった頃、背後から小さな音がしました。
「カサッ」という感じの、ごく小さな音です。
606: 04/09/26 19:37:49 ID:VMTSjKyK
何だろう? と振り向きましたが、何もありません。
部屋の入り口辺りから聞こえた気がしたのに・・・。
聞き間違いだろうと、またレポートに戻ると、しばらくして、
また同じような音がしました。そしてまた振り向いても何も無い。
カレンダー(壁にかけるタイプの)が風で動いたかなぁ、それほど風なんか
吹いてないけど。
そう思い机に向かうと、また音がします。そのときハッとしました。
・・・音が近くなってる・・・
確かに部屋の入り口辺りからしたと思った音は、少しずつ近くなっている気が
したのです。急に怖くなりました。
時間は、夜中の3時過ぎになっていたと思います。どうしよう・・・、
仕上がっていないレポートをそのままに寝るわけにもいきません。
独りで夜中起きているため、疲れも加わって怖くなってるだけだ、
そう言い聞かせたとき、静かな部屋の中にまた音が響きました。
もうだめだ、寝よう。怖すぎる。 怖くてたまらなくなり、寝ることにしました。
当時、明け方まだ冷え込む季節だったので、
窓を半分くらい閉めて寝ることにしていました。だからその時も、
全開の窓を少し閉めようと、カーテンを少し開けたんです。
部屋の入り口辺りから聞こえた気がしたのに・・・。
聞き間違いだろうと、またレポートに戻ると、しばらくして、
また同じような音がしました。そしてまた振り向いても何も無い。
カレンダー(壁にかけるタイプの)が風で動いたかなぁ、それほど風なんか
吹いてないけど。
そう思い机に向かうと、また音がします。そのときハッとしました。
・・・音が近くなってる・・・
確かに部屋の入り口辺りからしたと思った音は、少しずつ近くなっている気が
したのです。急に怖くなりました。
時間は、夜中の3時過ぎになっていたと思います。どうしよう・・・、
仕上がっていないレポートをそのままに寝るわけにもいきません。
独りで夜中起きているため、疲れも加わって怖くなってるだけだ、
そう言い聞かせたとき、静かな部屋の中にまた音が響きました。
もうだめだ、寝よう。怖すぎる。 怖くてたまらなくなり、寝ることにしました。
当時、明け方まだ冷え込む季節だったので、
窓を半分くらい閉めて寝ることにしていました。だからその時も、
全開の窓を少し閉めようと、カーテンを少し開けたんです。
608: 04/09/26 19:46:21 ID:VMTSjKyK
カーテンを開けた私が見たのは。
窓ガラスに映った自分と、私の後ろに逆さまに
天井からぶらさがった女性。
長い髪が床をこすっていました。
心臓が凍りつくかと思いました。とっさに振り返ってしまったのですが、
そこには逆さまの女性なんていません。
けれどももう窓ガラスを見る勇気など無く、
そのまま家を飛び出し、友達の家に泊めてもらいました。
深夜だったためかなり迷惑がられましたが・・・
朝戻ってみても、もちろん誰もいませんでした。
ただ、それ以来、ショートボブの私の部屋で、50cmを越える
髪の毛を何度か見つけ、引っ越してしまいました。
何だったのか、いまだにわかりません。
ただ、アパートの隣の10階建てマンションは、自殺が多かったそうです。
窓ガラスに映った自分と、私の後ろに逆さまに
天井からぶらさがった女性。
長い髪が床をこすっていました。
心臓が凍りつくかと思いました。とっさに振り返ってしまったのですが、
そこには逆さまの女性なんていません。
けれどももう窓ガラスを見る勇気など無く、
そのまま家を飛び出し、友達の家に泊めてもらいました。
深夜だったためかなり迷惑がられましたが・・・
朝戻ってみても、もちろん誰もいませんでした。
ただ、それ以来、ショートボブの私の部屋で、50cmを越える
髪の毛を何度か見つけ、引っ越してしまいました。
何だったのか、いまだにわかりません。
ただ、アパートの隣の10階建てマンションは、自殺が多かったそうです。
私にとっては、人生で一番怖い体験です。
長文、時間かかってすみませんでした。
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