怖い話

【怖い話】とうげにあそびにきたやろ

523: 2006/07/11(火) 13:31:22 ID:iylfXXa70

20140808a
 

15歳の頃に体験した恐怖体験。

1人暮しをしていた俺は、昼~夕方迄は家でごろごろ
晩~朝迄仕事、朝から昼過ぎまで就寝
まあこんな感じの生活を送って居た。
休みは週に2回。その週によって曜日もまちまちだった
土曜日は必ず休みを貰って居たが。
遊びと言えば、バイク、車。まあそんなとこ
ある週の金曜日の朝に年上から今日の晩、四人で心霊スポット行こうや。
そんな話が持ち上がった。

525: 2006/07/11(火) 13:49:38 ID:iylfXXa70
勿論オカルト好きな俺は二つ返事でOKした。
あの時、返事で運命が分かれたんだろうな
その日の晩、待ち合わせの駅のロータリーへ彼女と向かう
すると爆音の低いセルシオがププッと合図
車の方に歩いて行き、こんばんわぁッすと一言掛けて車に乗り込んだ
面子は、後部座席に俺、俺の彼女
運転席に3つ年上の友達、助手席には年上の彼女
そんな感じで車は大阪の犬鳴山に向かった

529: 2006/07/11(火) 14:09:22 ID:iylfXXa70
やがて、PM0時を回った。
車の中では初対面の年上の彼女と、俺の彼女。女同士で意気投合していた
一方、俺と年上は又違った話をし、車内には音楽が流れ、夏だったのでエアコンが付いていた。
やがて山の景色が流れ始めた。誰からともなく話が一時止んだ
エアコンの風も少し肌寒く感じ始めた。そうこうしている内に問題の「風吹き峠」に差し掛かった
雰囲気だけで特に何も無く無事帰還した。
帰り道で腹が減って来たとの事でファミレスへGO
何だかんだで帰宅は朝の五時になってしまった。エアコンを点けっぱなしで行ったので、
部屋の中が丁度良い温度に成っていた
タバコを吸いながら、適当に携帯なんかを触りつつ、そろそろ寝ようかなぁ
うとうと、と来てる時にピーンポーンッ、とチャイムが鳴る
一瞬で眠りから飛び起きた。玄関まで小走りに行き、はいッと呼びかけた
向こうからの返事がない
覗き穴から覗くとソコには誰も居ない、何度も何度もチャイムが鳴る
いい加減に怖くなって来た俺はベッドに潜り込み
すぐに眠った

539: 2006/07/11(火) 14:34:39 ID:iylfXXa70
気が付くとお昼を遠に回って昼の三時過ぎ。
すぐに先程の事を伝えようと年上に電話をした
するとワンコール位ですぐに出たと思う、事情を説明すると笑いながら怖い怖いと
相手にもされなかった
そんな事も忘れ、又いつもに仕事に勤しんでいたある日。
携帯に知らない番号から着信した、はいッと出るやいなや、隆之が昨日怪我しちゃって
一度お見舞いに来て下さい。みたいな事を言い残しすぐに電話を切った
かなり動揺してる様に聞こえた
年上は当時足場関係の仕事をしていた為、怪我をしたなんてのは珍しい話でも無い筈
腑に落ちない為、再度掛けなおし病院と病室だけを聞き
すぐに向かった。やがて病院に着いた、何故かプレッシャーに押し潰される様な胃が
きゅーっとなる様な感覚に襲われた
病室に着き、病室の扉を開けた。大部屋だった為に目で探した
一番奥の窓際のベッド年上と年上の彼女が話をしていた
俺は、こんにちわぁなんて言いながら、続けたどんな具合ですか?
すると彼女さんが泣き始めた、何か悪い事を言ったかな、と違う意味のプレッシャーに
押し潰されそうになった
すると年上が、見てしもたんや、それで足場から落ちて
それだけ言った、何を見はったんですか?と続けた
すると、今度は細かく教えてくれた
作業中にふっと下に目をやったら、女の子が大きな看板を両手で持って、その看板に
 と う げ に あ そ び に き た や ろ と書いて有ったそうです
全身から吹き出す様な汗と共に、意識も無くなって
気付いたら病院だったとの事。
年上はその事故によって、半身不随になってしまったんです。

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