長文になるから嫌な人は避難してね
生活してたんだ。
んで、たまに妹なんかを近くのコンビニに使いに出して飲み物とかお菓子なんかを補充してたんだ。
それでまぁたまたま家に俺しか居ないときがあって、無性に喉が渇いたからコンビニに行って
何か買おうと思い家を出たんだ。
その帰り道、10m先くらいに近所のおばさんが犬を連れて散歩してたのが見えたんだけど、
なんか犬がこう地面にへたっちゃって動かないみたいでおばさん困ってたわけだ。
当然俺にどうかしましたか?みたいに声をかける甲斐性なんてあるはずもなく隣を素通り
しようとしたんだ、んで通り抜ける時ふとおばさんの方を見てみたらおばさんが犬に向かって
かがんで何かしてる後ろに女の人が立ってたんだ。
娘さんかな?と思ったけどそのおばさんは良く知っている人で娘さんは都会の方に
嫁に行ってる筈なんだ。
まぁ俺の知らない人がいてもおかしくなんてないか、と普通にそのまま素通りして少ししたら
変な音がしたんだ、どんな音かは言えないんだけどこれは後述。
なんで俺の部屋に行くには当然祖父なんかがいつもいる居間の隣を通らないといけないんだが、
その居間を通ったときに祖父に「どこ行ってた」と聞かれたからコンビニーって答えたら
「途中どこかに寄ったか」とやけに食い下がってくる。
どこにも寄ってないけど帰りにAさん(前述のおばさん)が犬の散歩してたよ、と答えたら
「そうか・・・」とだけ、拍子抜けして部屋に行こうとしたらさっきの女の人の事を思い出して
そういえばAさんって娘さんもうB(地名)には居ないんだよね?と聞くとそうだなと祖父。
いやなんかAさんの後ろに女の人が立っててさ、誰かなーとね、と俺が言うと
祖父が珍しく真剣な口調で、「・・・どんな人だった?」と聞いてきた、それで俺はその人の特徴
(これも言えない、後述)
を言ったら祖父が、「仏壇の部屋に行って俺が行くまで出るな」と言う
俺は当然嫌だよ面倒臭いと言うと祖父は「いいから黙っていけ、それと俺が行くまで何も話すな、
誰ともだ」
と結構な剣幕で言ってきたもんだから俺はお、おうと了解するしかなかった。
んで仏壇の部屋に入って襖を閉めて祖父を待ってたわけだ、すると5分もしないうちに祖父が
入ってきて「もう喋ってもいいぞ」と言う。
なんなんだよと聞くと祖父は
「お前は○○(これも言えなry)に憑かれた、今C(近くのお寺の住職?みたいな人)に確認を
取ってるが間違いない、お前が見た女が○○だ」
と言った。
当然俺はポカーン状態で・・・は?としか言えなかった
いるみたいなんだ、
んでその○○の情報は他人には言っちゃダメだと、言うとそれを聞いた奴の所にもでてしまうと、
そういうものらしいんだ。
んでまぁその日は一日中その仏壇の部屋にいて詳しい事は聞かされないまま、飯も食えない
トイレにもいけないで辛かった。
そして翌日、祖父が例のCさんと一緒に来て何かし始めた
盛り塩っていうのかな、部屋の4隅に皿塩置いたりなんか良く分からないお経唱えてお札貼ったり、
怖かった。
んでそのCさんは「今日も一日この部屋に居てもらわないといけないんだ、ごめんね」と言った。
俺は良く分からずには、はいと答えた。
次にCさんは「とりあえず私が居るうちにご飯食べて、後トイレにもいっておいてね」と言った、
ご飯を一緒に食べるくらいは何でもなかったけどトイレで大を済ますときもドア開けっ放しで
Cさんが見てるのは恥ずかしかった。
んで一通りすること終えて部屋に戻るとテーブルなんかの家具は全部外に出してあって
あるのは真っ白な布団と枕、それにまぁ当然だけど仏壇。
俺はどうすれば?と聞くとCさんは
「明日また私が来るまで何も喋らないように、口を開けてもいいけど声は出しちゃだめだ、
多分何も無いと思うけど万が一何か怖いと思う事があったらこれを強く握っていなさい」
と木片みたいなものを渡された。
この状況が本家八尺様と似てるもんだから俺は思わずCさんに八尺様なんですか?と聞いたら
Cさんは「そんなものは聞いたことは無いけど、同じようなものは全国にあるとおもうよ」、と。
関係ないみたい
それでCさんは
「それじゃ私と○(祖父)は行くけど、さっき言った事は絶対守ってね、約束だ」と念を押してきたから
大丈夫ですと答えた
Cさんは笑うと祖父を先に部屋から出し廊下に出てから俺の部屋に向かって何かお経みたいな
ものを唱えてから襖を閉めた。
気がつくと日が落ちててそのまま寝た。
その夜は何も変な事は無かった。
朝、変な音で目が覚めた
何か襖の外から音がする、人の声みたいなそれはどんどん近づいてきた
俺はというと怖くて怖くて布団に潜って木片を握ってた
しばらくすると襖が開いた音がした、これはマジでヤバイと思い生きた心地がしなかった
襖が開いてからも声みたいな音は聞こえていた
俺が震えていると布団が剥ぎ取られて、目の前には半泣きの父と祖父、それにCさんがいた
Cさんは
「もう喋っても大丈夫、よくがんばったね」といってくれた
父は俺に抱きついてきて何やら言っている、涙声で聞き取れなかった
祖父は部屋を見回してなにやら頷いていた
俺は今の音は?と聞くと3人とも首を傾げていたがCさんがどんな音だった?と聞いたので
なるべく詳しく教えたら「じゃぁもう大丈夫だね、本当によかった」と言った
その後は特に何もなく、部屋の片づけをしただけだった
後から父と祖父に聞いた話だけど、前父も○○に憑かれた事があったらしくその時も
俺のときみたいに部屋に隔離されたらしいんだけど夜目が覚めていろいろ怖い事があったらしい
んでよく無事だったな的な意味で泣いてたらしい
さらに言うと父と祖父は俺が隔離されてた日は一日中俺の為に祈っていたらしい
○○について詳しい事は教えてもらえなかったし、知ってる事も言えないけど、
俺が体験したのはこんな感じ、長文乱文失礼
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