あとフェイク入れてるので矛盾あったらすいません
【お礼】
自分がまだ中学生で実家に住んでいた頃
東北の雪深い山奥で冬は毎日家の前、日曜日は田舎特有の無駄に広い土地の為家族総出で
屋根の雪おろし、庭などの雪かきが定番だった
ある日曜日、我が家は定番の一家総出で雪かきをしてたんだが隣に住んでいるお年寄りも
雪かきをしていた
お年寄りの住んでいる家の土地とは密着していて他は道路挟んだり空き地挟んだりしていた
軽い挨拶もそこそこに午後から昼食がてらの買い物が楽しみでさっさと終わらせたくて夢中で
雪かきしてた
途中でいつもは落ちてこない位置の屋根から雪が落ちてきて間一髪逃げたりしてたが
いつも通りの雪かき
家で家事やってた婆ちゃんが近所の店にジュース買いに行くって出ていって、その後ろ姿を
屋根から落とした雪で高くなった場所から一息つきながらなんとなく見てたら隣の家との境目あたりの
誰もいない方向みてちょっと不思議そうな顔しながら会釈してた
うちの一家は俗に言う「見える」一家だったので「あーまた婆ちゃん何か見たのか」程度にしか
気にしてなかった
そんなこんなで昼になり雪かきも一段落したし家族皆で出掛けた
出掛ける時隣にまだ雪かき道具が出しっぱなしになってたけど出しっぱなしで昼飯食ってまた
再開するんだろうと誰も気にしなかった
なんだけどどうしたんだろ?」
って言った瞬間婆ちゃんの顔色が変わって「外見に行くぞ」って叫んで家飛び出した
婆ちゃんの尋常じゃない雰囲気にあわてて家族全員で伯母は隣の家の玄関開けて中にいるか
確認(田舎なので玄関の鍵は寝る時と外出時以外基本開けっぱなし)して誰もいないと報告
自分達は隣の人が雪かきしてた辺りを探してた
突然婆ちゃんが「ここに埋まってるから掘れ!!」って手で雪を掘り始めたからみんなあわてて手で
(道具を使うと傷つけてしまう為)掘ったら体育座りする格好で隣のお年寄りが出てきた
隣の家は独り暮らしで雪かきしてて暖房がついていなかったので暖房ついてる我が家の茶の間に
父と自分で隣のお年寄りを運んだ
婆ちゃんが言うにはそこからうめき声が聞こえてきたらしい
息はあったけど意識が無く、雪の中に長時間いたせいで脈が弱く体温も低かったので救急車が
来るまで家中の毛布かき集めて温めたり父が必死に人工呼吸したり身体さすったりしてたが
病院で亡くなった
雪に埋まったのは午前中(自分が屋根からの雪から間一髪逃れた時には埋まっていたらしい)
病院に着いて少しの時間は生きていたらしい
後で婆ちゃんに聞いたらジュースを買いに行く時、隣の家のお年寄りが立っていてなんとも
言えない笑顔を浮かべて婆ちゃんを見ていたらしい(この時すでに埋まっていた)
亡くなったその晩
実家は車庫の上に一部屋あってその部屋は伯母になっていて、一番隣の家側にあるんだけど
伯母が部屋にいると誰かが隣の敷地で雪かきしてる「ザクッザクッ」って音が聞こえてくる
と言って自分の部屋で寝ずに婆ちゃんと一緒の部屋で寝るようになり
自分は二階に部屋を持ってるんだけどその部屋にいても雪かきの音が聞こえるので
全員が気味悪がって婆ちゃんが寝てる部屋とその隣の仏間で固まって寝るようになった
家族全員で寝ていると全員金縛りにあい、廊下から「うぅ~」と苦しそうなうめき声が聞こえてくる
その次の日婆ちゃんが日中買い物しようとなんとなく隣の二階の窓を見ると亡くなったお年寄りの
顔がボーッと浮かんでいて暫くしたら消える
自分が夜に仕事終わって帰ってきてなんとなく隣の二階の窓見たら亡くなったお年寄りの顔が
ボーッと浮かんでいて慌てて家に駆け込むと婆ちゃんと伯母も見たという話になり「まさか…」と
思っていたら
父が車庫に車入れる音がしてちょっとしてから「おい!!俺見ちゃった」と同様の体験をする
その夜
前日は玄関から聞こえてきてたうめき声が廊下から聞こえてくる
次の晩
廊下のうめき声が廊下を移動するようになる
(婆ちゃんが寝てる部屋側から自分が寝てる仏間側の廊下)
次の晩
うめき声が移動する時障子を手で擦るような「ザァ~」という音もしだす
婆ちゃん以外全員こっちは助けようとしたのになんでこんな怖い思いしなきゃいけないんだ!!って
愚痴ったらその晩婆ちゃん以外全員金縛りにあいうめき声がすると同時に足元からのし掛かられる
っていうのが初七日終わるまで続いた
それからも冬たまに無人の隣家から深夜雪かきの音がしたりしたが前のように家の中でうめき声が
したりはしなくなった
前置きが長いしあんまり怖くない話ですいません
他にも自分含めて家族が体験した話はありますが今年も雪が多くてふと思い出したので書かせて
もらいました
読んでくれてありがとう
★当サイトの最新情報&過去記事がいつでも知ることが出来る、「2ちゃんねるこわーい話まとめ」のアンドロイド版アプリが遂に完成しました!↓↓
【怖い話】決して家の中に入れてくれない友人
【救いのない話】友人の心の中にある地獄
【恐怖体験談】変死した友人
【恐怖体験談】終電の車内で目撃したのは・・・
【恐怖体験談】深夜に尋常じゃない足音で階段を下りてくるヤツ
【怖い記憶】アサン様
【怖い話】祖母がイヤホンとか補聴器とかを付けるのを嫌がる理由
【オカルト】きじょさん
【恐怖体験談】ペンションが満室で貸別荘に泊まることになったが・・・
【恐怖体験談】あれ以来、二度と肝試しには行っていない
【恐怖体験談】手を振る人影の正体は・・・
【恐怖体験談】家族旅行でホテルに泊まったら・・・
【奇妙な話】木が生えている人が見える友人
【恐怖体験談】最終退室者にならないよう気をつけている俺
【オカルト】神職一家の次男から聞いた話