【２ちゃんねるの怖い話】上海アリス幻樂団の曲のタイトルにもなった「デンデラ野」にまつわる話

最近東方でも有名になった上海アリス幻楽団の製作した曲のタイトルにもなっている『デンデラ野』
このデンデラ野とは岩手県遠野市に実在する、棄老伝説の地である。現在は観光地にもなっている

最近東方でも有名になった上海アリス幻楽団の製作した曲のタイトルにもなっている『デンデラ野』
このデンデラ野とは岩手県遠野市に実在する、棄老伝説の地である。現在は観光地にもなっている
 
 
大昔、60になった老人たちはこの野原に追いやられ、昼間は農作業をしながら静かに死を待ったという
ここまでは遠野物語にも記載されている普通の話
 
しかし、この伝説には別の話がある。よく考えれば、集落中の老人が野原に追いやられたら
あっという間にこの野原は一杯になってしまう。しかし、この話は単なる伝説ではない
 
遠野市の近くにとある滝があるんだが、本当は、60になった老人たちはこの滝壺に身を投げていたのだという
それ故、この滝一帯は神様の川と言われ、立ち入ることは厳しく戒めている
 

数十年前、その近くの小学校の校長先生がこの滝壺に転落して命を落としたことがあるが、
地元の者たちはこれはこの滝に足を踏み入れた祟りであろうと言って、この滝壺に地蔵を建立した
 
この話は、地元の者たちもあまり知らない。今では遠野全体が観光地となっている上に、
人に他言するような話ではないからと言われ、そのうち忘れ去られてしまったのである