引用元: ・死ぬ程洒落にならない話を集めてみない? PART6!
私が幼稚園生ぐらいのとき(もっと小さかったかな)、夕方、家の近くの海岸を祖母におんぶしてもらい歩いていました。
(私は幼い頃、波を見るのがとても好きだったそうです。)
海岸線に打ち寄せる波と平行に祖母は無言でひたすら歩いてくれました。
そのとき、私はその波に透ける砂の中に何かを見つけたんです。
最初、貝殻かな?と思いました。波の泡が邪魔をしてよく見えませんでした。
しかし、祖母が私の気持ちを察してくれたのか、なぜかその貝殻らしきものに徐々にすーっと近づいていくのです。
近づいてみて私は驚きました、それは貝殻ではなく人間の2つの目でした。目というより眼球でした。
砂の中にゴルフボールが埋まるように、眼球が埋まっていたんです。
私のことをじっと見ていました。それに祖母も私にそれを見せつけるかのように、
無言でその場に立ち止まったまま動かないのです。
私はおんぶされていて動けないのと、なぜかその砂の中の目をそらすことができず、
体をただ硬直させるだけで泣くこともできませんでした。
波が何度も打ち寄せるてくるのですが、砂の中の目は水中からでも私から目をそらさないで見つめていました。
どれくらいその場にいたのか正確にはわかりません。
祖母が、その場を離れ、また海岸を歩きだしたとき「な、わかったろ」と独り言のように呟いた言葉が
今でも忘れられず鮮明に耳に残っています。
すでに他界してしまった祖母に、あの時のことをもう聞くことはできず、
幼い頃の奇妙な記憶として一生残ることを考えると聞いておけば良かったと今では後悔しています。
さっきファミレスのトイレ行ったらさwwwwwwwwwwwwww
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