【少し怖い話】ぬかるんだ急斜面とかって こわ

怖いというより不思議な話。

高校時代、私は家業が八百屋ということもあり、春先によく山菜採りに連行されていた。（山菜は元手タダなんでウマーｗ）
山の入口に小さな祠があり、いつもはスルーして行くのだが、その日はなんとなく手を合わせてから入山。

しばらく探索していたら、私の体に異変が起こりました。

・・・音が消えているのです。
その日は天気も良く、そよ風が吹いていたにもかかわらず・・・。

間一髪で私は父をつかまえ、事なきを得たのですが・・・気付いたら森の中はいつもの様にざわめいていました。

後にその事を父に話すと、『山の神様が助けてくれたのかもな』とのこと。

後日談として、父がその祠に酒を奉納しておりました

いまだに奉納舞は続けております。
舞っている最中に半ばトランス状態になることがあるのですが、山の神様が降りてきているのだと私は思っています。