長文でごめん。うまくまとめられなかった。
自分が子供のころの話。
両親の付き合いで誰かの(多分二人の共通の知り合いかなんかだと思う)
お見舞いに行ったんだ。
何故か病室には入れてもらえなくて、その階の待合室で弟と絵本を読みながら待ってた。
自分は子供の頃に身体が弱くてよく入院してたから、時間を潰すのは
さほど苦痛なことではなかったんだけど一つ下の弟はどうしても暇を持て余してた。
うぜーと思いながら相手してたんだけど騒げば怒られるし、どうしようかなー
って思ってたら様子を見に来た親が売店で買い物してきていいよとお金をくれた。
お菓子を与えておけば弟が静かにしてるだろうと思ったらしいw
正直病院の中を歩き回るのは好きじゃなかったんだけど、当時幼稚園ぐらいだった
弟を一人いかせるわけにもいかず仕方なく一緒に売店に行くことにした。
大人ばかりの病棟ってかなり怖かった記憶がある。よく入院していた病院の
小児病棟は子供が怖がるから他の病棟の人は立ち入り禁止になってたから
余計に(他はどうか知らないけどこれが普通なの?)
前フリが長くてごめん。
お菓子を買ってご機嫌な弟の手を引っ張って病棟に帰ろうと思ったんだけど、
道を間違えたのか乗ったエレベーターがどうしても見つからない。人に聞こうにも
人が通らない。仕方ないので売店に戻ろうしたらようやくエレベーター発見。
意気揚々と乗るものの何故か今居る階よりも下に行くボタンしか無い。
今思えば職員専用とか一般の人が使うものではなかったかもしれないけど、
それに気付くはずもなくw
好奇心から一番下に行ってしまった。ドアが開くとそこは真っ暗。
ここで取敢えずビビるwwww怖くなって下から二番目に行くと薄暗く、白い服
みたいなものを着た人がたくさん居た。本気でビビる。一人が自分達に気付き、
優しい感じで
「ここにはきちゃ駄目だよ」みたいなことを言ってきたので泣きそうになりながら
改造しないでと謝ったはず。どことなく当時夢中になってた特撮の悪役とダブって
ここに居たら改造されてしまう!と思ったんだろうな。
その人は笑いながら「しないしない。けどいつまでもいたら改造しちゃうかも」
らしきことを言って弟大泣き。自分も本気で泣きそうだった。悪いことをしたのかと
思ったのかその人は売店があった場所まで送ってくれて、病室の階にいける
エレベーターまで送ってくれた。
その時点でエレベーターにトラウマが出来てたんだけどさwwww
他の人も乗ってない。
確か病室は七階とか八階とかそこら辺で、どんなに頑張っても届かない。
仕方なく自分を踏み台に弟が手が届くとこまでボタンを押した。
人が乗り込んできたら押してもらおうとか、途中から階段で行こうとか考えてた。
運良く途中の階で足にギブスをしたお兄さんが乗ってきた。
すると「●階を押してあげて下さい」って声がした。
お兄さんは自分達を見て「いいですよー」とか言ってボタンを押してくれたんだ。
でもさ、エレベーターには自分と弟しか乗ってなかったんだよ。あれー?とか思って
後ろを向いても誰もいない。でもお兄さんは何も気にしてなくて、もしかして
自分が言ったのかなって思った。お兄さんが何か話しかけてそれに答えてる内に
病棟についた。
お兄さんにお礼を言ってエレベータから出て、もう一回お礼言っておこうと
後ろを向いたらお兄さんがいない。
その代わり両腕の無い人が一瞬見えた。ぱっと見、性別はわからんかったけど
何となく女性っぽい?
ぽかーんとしてる内にドアは閉まったんだけど、素で「くぁwせ(ry」状態。
(((((((( ;゚Д゚)))))))しながら弟に今のなにって聞いても(゚д゚)?なんかあったのー?
みたいな顔。
後で聞いた話では最初から最後まで誰もいなかったそうだ。
お兄さんとの会話も弟には聞こえなかったらしい。
霊感なんてないけど、怖い話とかあなたの知らない世界とか好きだったから余計ガクブル。絶対に幽霊だと確信。
お見舞いが終わった両親に説明するものの「アンタの勘違いでしょ」と返される。
それどころか売店よりも地下に行ったこと
をすげー怒られたw
んで翌週くらいにまた同じ人を見舞いに連れてこられたわけ。
そのときはたまたま看護婦さんが相手してくれたのよ。その人に地下のこととか
エレベータのこと話したの。
そしたらさ病院では時々そういう不思議なことがあるんだって教えてくれた。
ただ話を会わせてくれただけかもしれないけど。
だけどこの病院には売店より下の階はないなんて言うのさ。
後から確かめに(両親とね)行ったらやっぱりない。
だったら自分が見た部屋はなに?話した人はだれ?こっちは弟も見てたし
今でも怖かったから覚えてるって言うし。
十年以上前の話だけどまだはっきりと覚えてるんだよね。
これ以外には怖い体験なんてしてないんだけど。
本当長文でごめん。