いつだったか、たぶん夏頃にクラスの何名かで怖い話した時、こっくりさんの話がでたんだ。
それで「これからやってみない?」って話をしたら霊感強い友達が凄い血相変えて「こっくりさんだけは本当に危ないからやめて!」みたいなこと言うわけ。
その友達も過去にこっくりさんやって本当に危ない目にあったって話をしてくれたんだ。以下、友達の実話を主観で話します。
俺も中学生の時だったかこっくりさんやったんよ
興味本意で放課後友達数名でやった。
最初はよくあるように悩み事や恋ばなをこっくりさんに相談した。
それでこれもよくあるようにほんとに十円玉が動いてみんなですげー!ってなってたと思う。そうやって時間が過ぎてってそろそろ終わろうかってなった時に問題が怒った。
続きね。これもこっくりさんで危ない目にあってる話ではよくあるかもだけど、こっくりさんが帰ってくれなかったんだ。
こっくりさんはルール上、途中で十円玉から手離したらダメだし帰ってもらうまでは終われない。
でもどんなにお願いしてもこっくりさんは帰ってくれなくてみんなもどうしたらいいか分からずパニック。
女の子とかも泣き出すし。
しかも事態はもっとひどくなった。
こっくりさんをやってた内の一人の女の子が、指は十円玉の上なんだけどもう目が白目になっててよだれも垂らしながら首をぐるぐる回してるの。
みんながパニックなってる中もずっとその子だけ。とり憑かれたみたいに。
もうみんな泣いたり慌てたり俺も半泣きで、見張りだったかこっくりさんはやってないけど教室に一緒にいた子に○○先生呼んでこい!ってお願いしたんだ。
この先生は霊感が強くて霊も対処できる人だったんよ。それでその子が先生を呼びにいこうとした時だった。
急に「いくな!いったら全員殺すぞ!」って声が聞こえて、教室のドアが勝手にバン!って閉まったわけ。
見たらその白目向いてる女の子がその子のいつもの声じゃない凄い声で叫んでた。
これで助けも呼べなくてみんな更にパニックでほんとに死ぬかと思ったんだ。
それでどうしようもないままみんなで泣いてたら今度は急にドアがバンって開いた。
○○先生だった。「お前ら何やってたんだあ!」って叫んでそのあとはすぐ先生がお経唱えたりなんかやってた気がする。それでその先生に助けてもらった。
後から聞いたんだけど、その先生はなんか嫌な感じがしてほんとにたまたま通りかかったんだって。あの時先生がいなかったら俺ら死んでたわ。
あと翌日クラスメイトの外部活生が、「昨日この教室だけなんか凄い赤かったけどなんか燃やしてた?」って聞いてきた。その時間帯はちょうど俺らが大変な時の時間帯の放課後だった。
最後に、これは当時怖くて誰にも言えなかったんだけど、俺その時みてしまったわけさ。その白目向いてる女の子の後ろ、、上から、俺らこっくりさんやってるメンバーの輪を眺めるように凄い怖い顔した黒髪ロングの女の人を。
以上です。状況等、細かくは覚えてなくて補正かかってますけど、重要な情報は覚えてて話を大きくしたりはしてないです。
おおまかにはこんな感じの実話です。話を聞いたときは鳥肌たって涙目になりました。あと俺はこっくりさんで怖い体験はなかったけど二度とこっくりさんやらんとこって思った。
読んでくれた人ありがとうございます。