この話をご覧頂いている方、PS2のホラーゲームソフト「零」をご存知でしょうか?
会社はテクモ、ホラーゲームとしては結構メジャーなこのタイトル、
射影機と言われる特殊なカメラで霊と戦い、物語の舞台を探索し、
謎を解き明かしていくホラーアドベンチャーです。
そしてこのゲームはシリーズ化されており、PS2では、「零」「零・紅い蝶」「零・刺青の声」
そして現在はWiiで新作の「零・月触の仮面」が出ています。
私もこのゲームのファンで、かなりやりこんだ記憶があり、
特にPS2では最後の「零・刺青の声」は個人的に神ゲーの位置にあります。
前置きが長くなりましたが、実はこの「零・刺青の声」を最近再びやり始めてから
不可解な現象が頻繁に起きており、その話をしようかと…。
で、ゲームの内容を簡単に説明します。
昔とある村にて秘祭、又、儀式的な行事を行っており、
その儀式によって大量虐殺が起き、その村は地図から消えてしまった、
しかし建物は山奥に残っていて、心霊めいた現象が頻繁に起こるという。
そしてこの屋敷に足を踏み入れた者は、その屋敷と同じ夢を毎夜見るようになり、
その際に身近な人の霊(亡くなった恋人や親等)を屋敷入り口で見つけ追って行くが、
遂には深く入りすぎたために出口がわからなくなり、体中刺青だらけの女に追われ、
数日後に現実世界では失踪、夢の中から永久に出られなくなってしまう。
その屋敷は「眠りの家」と呼ばれる。
主人公もそれと同じ境遇になり、起きると刺青の女に触れられた場所から激痛と共に刺青が広がっていく。
そして夢の恐怖が現実世界にまで侵食していく。刺青が広がりきる前に、屋敷の謎と、
迷い込んだ者を追いかけ回す刺青の女の謎を解き明かさねばならない。という話。
まぁ何が言いたいのかと言うと…
このゲームを始めてからおいらはこのゲームとまったく同じ現象の夢を一週間程見続けた…。
ちなみに何故一週間なのかと言うと、多分ゲームを始めてクリアするまでの期間なのではないかと思う…。
ゲームをクリアしたら夢も見なくなった。
ただ…ゲーム内では夢から覚めると刺青が浮かび上がって激痛が走るという事だが、
おいらの場合は部屋のドアを凄まじい力でノックされて飛び起きた、その時間は
俺一人しか家にいないので(親は仕事、おいらは夜勤)まず勘違いではない。
そしてゲームをクリアする前日には、おいらの部屋の真下(前投稿した憑き石の話で石があった和室)から
誰かの泣き声が聞こえて、金縛りにあった、幽霊らしきものは見えなかったものの、
下の部屋からは「はぁ…はぁ…痛い…ひどい…」等の恨み言が聞こえて冷や汗だらだらのまま体が
自由になるのを待っていた。
正直聞いたら呪われる系の話を聞いているより危機を感じました…。
もしかしたら自己暗示により、内なる恐怖が目に見えて、聞こえて、という状況だったのかもしれない…。
ただ、夢、というより「眠り」と「死」というのは密接な関係にあるということは聞いた事があるし、
ゲーム内でも言っていた。
「眠り」と「死」、つまり「黄泉の国」は繋がっている。
おいらは今回起きた体験は、このゲームをしたことにより、第6感のなにかが研ぎ澄まされた、
あるいは怖い話をすると寄ってくる、という話にもあるように、ゲームをしたことにより何者かを呼び寄せてしまった、
そのためにゲームと夢を通じて何かを伝えようとした…と考えている。
これは呪われる系統の話なんだろうか…?
なんにせよ、見て興味出た方は零シリーズをやってみるといいかもしれない…。
第6感の鋭い方、もしくは自己暗示にかかりやすい方は、眠りの家にいけるかもしれない…。
ただし自己責任でお願いします、おいらの場合はあまり霊感がないほうなのでそれで済んだのかもしれませんから…。
霊に呼び寄せられやすい方は、深く進み過ぎて出てこれなくなるかもしれません。
ちなみに出口は基本的に玄関です。
夢の中で刺青の女に追いかけられたら、迷わず玄関から出てください。それで夢は覚めます。
現実世界で何かしらの霊障はあるかもしれませんが…。
ハッキリ言ってこんな眉唾っぽいのにこれだけ怖い体験したのは生まれて初めてです…現実に幽霊見た方がなんぼかマシかと…。